「買い物から冷蔵庫に入れるまで」今より10分早く終わる“3つのコツ”

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 「買い物から冷蔵庫に入れるまで」今より10分早く終わる“3つのコツ”

2024.02.06

こんにちは、整理収納アドバイザーの三條凛花です。日々の買い出しに時間がかかる。行って帰るだけで疲れてしまう……。そんな方は多いのではないでしょうか。実は、3つの「間」を見直してみると今より10分早く買いものが終わるようになるんです。おすすめのグッズもご紹介します。

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買い出しに時間がかかる原因は3つの「間」

「スーパーでの買い出し」の中にはたくさんの作業が含まれているのをご存じでしょうか?
内容や量はまちまちですが、じつはとても複雑な家事なのです。
3つの間

時短のコツは3つの「間」について見直してみること。「時間」「空間」「手間」を指します。
3つの間

「時間」……帰宅後のしわけに時間がかかっている

まず「時間」についてお話しします。
スーパーで買ったものは、帰宅後にそれぞれの保管場所に入れる必要がありますよね。これを一つひとつ判断し、それぞれ運んでいくと時間がかかります。

時短のポイントは「選びながら仕分け」をすること。スーパーでの買いもの中に、2段カートとカゴ2つを使い「冷蔵品」と「常温品」を分けて入れましょう。
時間の問題点
会計後にレジ袋やマイバッグに入れるときも、入れものを2つ用意しておくのがポイント。分かれた状態のまま入れてくださいね。
時間の問題点

「空間」……持ち帰る入れ物に不便さを感じている

ビニール袋より、持参した袋や入れ物を使うことが多くなりましたね。さまざまな入れ物がありますが、レジでの詰め替えサービスに対応しているお店では、レジカゴバッグがおすすめです。

通常は自分でスーパーのカゴに入れる、レジで会計のために詰め替える、会計後に袋に詰めると3回も中身を出し入れしていますよね。だから、会計後に詰める作業をなくすだけで大きな時短になりますよ。

中でもイチオシのアイテムが「保冷買い物カゴ用バッグ」(サーモス)です。
保冷バッグ
2,000円前後と少し高めですが、丈夫で保冷もできます。畳み方もシンプルでわかりやすい。厚手の生地でしっかり自立します。
保冷バッグサイドに取っ手がついており、カゴから取り外すときもスムーズなんです。
保冷バッグ
さらに、畳むと薄くなり収納もしやすい優れものです。

私は2つの買いものカゴに常温・冷蔵で仕分けしたものを、そのまま有人レジで2つのレジカゴバッグに分けて詰め替えてもらっています。

レジカゴバッグを使う場合には有人レジがオススメです。セルフレジを利用する場合は、マイバッグをかける部分に2つのレジカゴバッグを乗せるのは難しいかもしれません。

「手間」…持ち帰るのに手間がかかっている

最後に紹介するのは、持ち帰るときの手間です。

徒歩で買い出しに行く方にありがちな悩みです。たくさん買うことで重くて辛い……。そんな時は詰め方を工夫するだけで少し楽になるんです!

たとえば、2つ袋があって片方に牛乳など重たいものをすべて入れてしまう。これがしんどい理由です。
手間
これを「同じくらいの重さ」になるように調整するだけで歩きやすくなります。

基本的には、先ほどお話ししたように冷蔵品と常温品のように収納場所別に分ける詰め方をおすすめしています。でも、徒歩で買い出しをしていて帰り道が辛い人は、重さを均等にする詰め方のほうが持ち帰りやすいですよ。

このように3つの「間」に着目してみると、私の場合は10分早く買い出しが終わるようになりました。買い物を時短したい方は、ぜひ試してみてくださいね。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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