部屋の「片付けやる気スイッチ」を入れる方法

1.片付けの目的を明確にする

片付けなければならない、掃除するべきといった気持ちで片付けに取り組むのは、義務感でしかなくしんどいもの。

「なぜ片付けたいのか？」と考えたときに、部屋が片付くことで起きるメリットを考えることが大切です。片付けることでどんなよいことがあるのか、片付けてどんな時間を過ごしたいのか、その目的が明確であれば、その目的に向かって前向きに片付けに取り組めるはずです。

ファッションが好きな方なら、冬のセールの買い物の前にクローゼットの片付けに取り組みましょう。

コーディネートを考えながらのアイテムの見直しなら、好きなことなので楽しく取り組めるはず。料理が好きな方なら、料理作りをスムーズにするために動線や収納を考えて、取り出しやすくしまいやすい収納を考えることにも、楽しく取り組むことができます。

ご自身の好きな趣味や作業に片付けをセットして取り組みましょう。

片付けや掃除のやる気スイッチが入らないときは、とりあえず15分だけ頑張って取り組んでみましょう。手を動かしているうちに、モチベーションが上がってくることも！　あれこれ頭で考えるより、とりあえず行動することで片付けがどんどん進むケースも珍しくありません。

片付けたいけど体が動かない……。そんなときは好きなアーテイストの音楽を聴きながら、片付けに取り組んでみませんか？　

ノリのよい音楽なら体が反応して思っている以上に、サクサク片付けに取り組めます。どうしてもモチベーションが上がらないときは、1曲聴き終えるまでを片付けタイムに設定して、取り組むのもおすすめです。

一人で頑張る型付けは限界があります。家に住む家族全員で片付け、掃除に取り組みましょう。みんなで取り組めば時間短縮になりますし、家族も使いやすいお部屋づくりが叶います。

「キッチンの片付けを終えたら、デザートと一緒にコーヒータイムにしよう」「クローゼットを片付けたら新しくバッグをお迎えしよう」というように、片付けたその先に具体的にご褒美を準備しておくと、片付けにも前向きに取り組めるようになります。「片付けた！」という達成感とともに手にするご褒美は格別です。

片付けのやる気スイッチの入れ方についてご紹介しました。年末年始に向けてやる気スイッチを入れて、前向きに片付けに取り組んでくださいね。