教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
乾燥機能が低下する原因はホコリ詰まりかも
ドラム式洗濯機を使っている人も多いと思います。ドラム式洗濯機の乾燥機能が低下する場合、いろいろな原因が考えられます。ひとつの原因に、内部のダクト(空気の通り道)のホコリ詰まりが挙げられます。
ホコリを見ると、いろいろな色が混じっています。洗濯機をお使いの方に使用環境などをお聞きすると、ペットを飼われていて、ペットの毛がホコリの大部分を占めています。
分解清掃をしてホコリを取り除くと、乾燥機能の効きも良くなりました。ホコリを増やさないための対策を2つご紹介します。
マメにフィルター掃除を行う
洗濯機を使用していると、ホコリが溜まるのは仕方がありません。乾燥をするときに、裏側から送られてきた温かい空気が、ダクトを通じて上に上がっていきます。このときにホコリが多いと、フィルターが詰まっていきます。
フィルターは週に1回、できれば2~3回の使用に1回はきれいに掃除してください。掃除をして空気の流れをよくしていきます。フィルターの奥に歯ブラシや割りばしなどを突っ込んで故障させる方も多いので、あまり奥に触れないようご注意ください。
排水フィルターも重要で、洗濯機の中で回っているホコリをキャッチしてくれます。排水フィルターも、最低でも週に1回はホコリ汚れを取りましょう。
衣についたホコリを取ってから洗濯する
特にペットを飼われている方に重要なのは、コロコロクリーナーなどで衣類についた毛などを徹底的に取ってから、洗濯をすることです。
室内でペットを飼われている人は、家中の衣類に毛がついている可能性があります。少し面倒に感じるかもしれませんが、粘着タイプのクリーナーで毛を取ってから洗うことが、洗濯機に溜まるホコリを少なくする一番の対策です。
いかがでしたか? あらかじめ衣類のホコリを取ることで、ホコリ詰まりの状況は変わってきます。ペットを飼われている人以外も、ドラム式洗濯機を使う場合はぜひ試してみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。