赤たまねぎの赤色って…?
赤たまねぎの赤色はアントシアニン系の色素によるもの。目の健康を保つことでお馴染みのアントシアニンです。ポリフェノールの一種で抗酸化作用も持ちあわせています。
病気や老化の原因として考えられている身体の「酸化」は活性酸素が主な原因。
呼吸をするだけでもほんの数パーセントは活性酸素になると言われているので、健康維持のためにも抗酸化作用のある栄養素を含む野菜を日々コツコツ食べていくことを習慣にすると良いでしょう。
春の彩
今回ご紹介するレシピでは、赤たまねぎの赤色と豆苗の緑色、油揚げの黄色を入れて、春らしいカラーの味噌汁になっています。赤たまねぎは生でも食べられるので、加熱するときは短時間にしたほうが色鮮やかで美しいです。
それでは食物繊維も豊富な赤たまねぎの腸がよろこぶレシピのご紹介です。
赤たまねぎと油揚げの味噌汁
材料(2人分) 調理時間15分
水……400ml
和風顆粒だし……小さじ1
味噌……大さじ1
赤玉ねぎ……2分の1(70g)
油揚げ……1枚
豆苗……4分の1袋
作り方
1 鍋に水をいれて火にかけ食べやすくカットした油揚げをいれる。
2 沸騰したら弱火にして和風顆粒だし・スライスした赤玉ねぎ・根を切り離した豆苗をいれて馴染んだらすぐ火を止める。
3 味噌を溶きいれる。
4 器に盛ったらできあがり。
参考文献:
『かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学』新出真理監修, ナツメ社.(2018)