「味噌汁」にいれると腸がよろこぶ“クセのある野菜”とは?

料理・グルメ

2024.03.27

実は栄養価の高い独特のクセがある緑の野菜。下茹でのひと手間で食べやすくできます。茹でるときの注意ポイントと、ビタミンのそれぞれの働きなどをまとめました。食物繊維たっぷりで腸がよろこぶ味噌汁レシピも合わせてぜひご覧ください!

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高い栄養価をもつ「明日葉(アシタバ)」

明日葉出典:www.photo-ac.com

β-カロテンやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどはもちろん、ミネラル類や食物繊維まで豊富な明日葉。

独特なクセが苦手な方は、サッと下茹でしてからスープや味噌汁にいれると格段に食べやすくなります。

ビタミンB群やビタミンCは水溶性のビタミンのため、茹ですぎると栄養素の流失が大きいので短時間で茹でるのがおすすめです。

ビタミンの働き

ビタミン出典:stock.adobe.com

β-カロテン…体内でビタミンAとして働き、目や細胞などの粘膜や肌のターンオーバーに関わる。
ビタミンB群…B1・B2・B6は三大栄養素の糖質・脂質・たんぱく質の代謝に必要。
ビタミンC…肌のコラーゲンを作る。
ビタミンE…血行促進や抗酸化作用をもつ。

サプリメントも便利ですが、あくまでも足りない栄養素を補う補助的な位置づけ。やはりメインは食事から様々な栄養を摂っていくことが理想的です。

それでは今回も腸がよろこぶ食物繊維たっぷりレシピのご紹介です。

明日葉とえのきたけの味噌汁

味噌汁

材料(2人分) 調理時間15分

水……400ml
和風顆粒だし……小さじ1
味噌……大さじ1
明日葉……2株
えのきたけ……2分の1袋
ごま油……大さじ1

作り方

1 明日葉は分量外の沸騰したお湯で1分ほど下茹でする。
 その後、水につけてから水気を切って食べやすい大きさにカットする。

明日葉

2 改めて鍋に水とえのきたけを入れて火にかける。

えのき

3 沸騰してえのきたけに火が通ったら弱火にして1の明日葉をいれる。

明日葉を

4 明日葉が馴染んだら火を止めて味噌を溶き入れ、ごま油を回し入れる。

味噌

5 器に盛ったらできあがり。

味噌汁

参考文献:
『春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養辞典 最新版』吉田企世子監修, エクスナレッジ.(2016)

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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