教えてくれたのは……タスカジのmachamachaさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。家事歴37年。
整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案するほか、テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアでも生活に役立つ家事ワザを多数紹介している。北欧式整理収納プランナー。
リビングで意外と汚れている「6つの場所」
リビングは人が集まる場所なので、いつの間にか汚れが蓄積されがちです。今回は、皆さんが気づきにくい、汚れが意外と溜まっている6つの場所をご紹介します。
1.テレビ・テレビまわり
テレビは黒っぽいものが多いので、ホコリが目立ちます。裏側、テレビ台の周辺もホコリが溜まりやすい場所です。
気になったときにサッとお掃除できるように、ハンドワイパーは常に近くに置いておきましょう。手が届きにくい場所は伸縮できるタイプがあると便利です。掃除機にブラシつきのノズルをつけて吸い取る方法もラクですよ。
2.リモコン
よく触れるリモコンには、皮脂汚れなどの汚れがついています。
住宅用の中性洗剤を使って汚れを取りたい場合には、洗剤を含ませたクロスで拭いてください。リモコンに直接スプレーしてしまうと、ボタンのすき間に入り込んで故障の原因につながります。100円ショップなどで販売されている「リモコンカバー」をしておくと、その上から洗剤を使ってもOKなのでラクにお掃除できます。
3.ケーブル類
リビングには、テレビやオーディオ機器、パソコン、ゲーム機などが集まっているので、ケーブル類が多くなりますよね。絡まり合ってお掃除が行き届かなくなると、どうしてもホコリが溜まりやすくなります。
「配線コードフック」などの便利グッズを活用すると、ホコリ防止はもちろん、見た目もスッキリしますよ。
※電源につながっているコードをきつく束ねると、束ねた部分に熱がこもり発火するおそれがあります。ケーブルはゆるく束ねて、負荷のないようにしましょう。
4.ソファ
座面とソファの下のすき間は、定期的にお掃除しましょう。座面が取り外せる場合、めくってみるとお菓子の食べこぼし汚れが見つかるケースが多く見られます。布製品では、ダニの発生も心配です。
掃除機に長いノズルやブラシのアタッチメントをつけると、細かなゴミも簡単に吸い取れますよ。
5.照明、棚、エアコンの上
目線より上にあるホコリは見えにくいため、お掃除が行き届きにくい場所です。エアコンと壁のすき間にも、ホコリが溜まっています。
テレビ周りの掃除方法と同様に、伸縮タイプのハンドワイパーでお掃除してくださいね。
6.エアコンのフィルター
エアコンのフィルターも、各製品の取扱説明書に沿って定期的にお掃除にしましょう。カビの発生を防止するため、効率的に稼働させるためにも、少なくとも各シーズンに一度はチェックすることをおすすめします。
一度にすべてお掃除しようとすると大変ですが、「今日はココ!」と決めておこなうとハードルが低くなると思います。隅々までキレイになると、より心地よく過ごせますよ。
取材協力:タスカジ