「バナナ」をすぐ食べるなら“黒い斑点”のあるものを選んだ方がいいワケ【免疫力アップ】

料理・グルメ

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2024.05.14

安くておいしいフルーツと言えば、バナナ。しかし、バナナの皮には「斑点があるもの」と「斑点がないもの」に分かれます。食べごろのバナナは、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか。ここでは、皮の斑点でわかる「食べごろのバナナを見極める方法」をご紹介します。

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斑点の正体は「シュガースポット」

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そもそも、バナナの皮に出現する斑点はなんなのでしょうか? その正体は、「シュガースポット」です。
シュガー(砂糖)・スポット(箇所)のとおり、バナナが甘く熟していることを示す目印になるもの。
バナナが発するエチレンガスにより、でんぷんが糖に分解されて甘味が増します。そのため、決して腐っている、傷んでいるわけではありません。

すぐ食べるなら「斑点ありバナナ」を選ぶべき

バナナ出典:stock.adobe.com

見た目で言えば、斑点のない黄色いバナナの方がきれいですし、新鮮に見えますよね。
しかし、先ほども話したとおり「斑点=熟している」証拠。斑点ありバナナを選ぶメリットはたくさんあるんです。

メリット1.甘さが増している

繰り返しになりますが、バナナに出現する黒い斑点は、熟成がすすんだときに現れるもの。
黄色バナナを選ぶよりも甘味が強く、芳醇な香りが楽しめます。やわらかさもほどよく、バナナを楽しむにはベストな“食べごろ”です。

メリット2.栄養がたっぷり

追熟がすすむと、甘さだけなく栄養も増します。
ビタミンやカリウムなど、もともと栄養を豊富に含んでいるバナナですが、シュガースポットありのバナナは免疫力もすごい!
高い抗酸化作用をもつポリフェノールなどが増えるため、免疫細胞への作用や胃粘膜の保護など、さまざまな効果が期待できます。

参考:東京税関_バナナの輸入p.3

すぐに食べないときは黄色バナナで「追熟」を

バナナのシュガースポットは、栄養と甘さが増す食べごろの目安です。
ただし、スーパーでシュガースポットバナナを買うべきなのは、すぐに食べる場合のみ。バナナは追熟が早いので、すぐに食べない場合は黄色バナナがおすすめ。常温で置いておき、黒い斑点が出現するまで待つとちょうどいいです。
バナナを買うときは、ぜひ黒い斑点もチェックしてみてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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