何回とぐのが正解?「お米」の意外と知らない“NGな洗い方”

料理・グルメ

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2024.06.24

毎日食べるお米、せっかくならおいしく炊きたいものですよね。お米をふっくら炊き上げるには、「とぎ方」が重要。ここでは、意外と知らない「お米のNGな洗い方」についてご紹介します。

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NGその1.お湯で洗う

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お米をお湯で洗うのは厳禁です。お米のうまみや食感、風味も落ちてしまいます。
お湯で洗うと、お米の主成分であるでんぷんが糖に分解され、お湯に溶けてしまうんです。その結果、食感がべちゃっとしたり中心だけ芯が残ったりすることも……。お湯は糠も吸収するため、香りも悪くなります。
おいしいごはんを炊くには、お湯とは反対に「冷たい水」で洗うのが適切! できるだけ冷たい水を使うと、お米のうまみや風味が引き出されて、ふっくらおいしいごはんが炊き上がりますよ。

NGその2.1回目の水でしっかり洗う

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乾燥したお米は水を吸収しやすいので、1回目はさっと洗ってすぐに水を捨てましょう。
1回目の水でしっかり洗うと、糠を吸収して風味が落ちてしまいます。ごはんが糠くさく黄色っぽく炊き上がるのは、これもひとつの要因です。
1度目の水はすぐに捨てたら、2回目も大きくかき混ぜる程度で水を流し、3回目からお米を握りながら混ぜ洗いしましょう。

NGその3.長時間洗う

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米を洗う工程に、時間をかける必要はありません。むしろ、長時間洗うとお米のでんぷんや栄養が流れてしまい、おいしく炊けません。
お米をゴシゴシこすり合わせて、念入りに洗いすぎるのもNG。お米が傷ついて食感が落ちるため、かき混ぜて洗う程度で十分。水が透明になるまで洗う必要もありません。
おいしいごはんを炊くには、3分以内が目安。5~6回ほど水を替えて、やさしく洗いましょう。

炊き方でおいしさに差が出る

普通米の洗い方についてご紹介しました。無洗米の場合は基本的に洗わなくてOKですが、気になる方はとがずに1、2回軽くすすぐといいですよ。

お米は炊き方を変えるだけで、風味や食感が変わります。ただしい方法で洗い、おいしいごはんをいただきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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