NGその1.買い物後、常温で置いておく
卵は温度変化に弱い食品です。スーパーでは常温で販売していますが、これは結露による劣化を防ぐためのもの。
常温で置いていてもすぐに傷む心配はありませんが、気温の高い夏場は劣化が早いです。
室温の変化で傷まないよう、自宅に戻ったらすぐに冷蔵庫に入れましょう。
NGその2.冷蔵庫のドアポケットにしまう
冷蔵庫によってはドアポケットに卵ケースがついているものもありますが、あまりおすすめできません。
ドアの開閉によって生じる温度変化で卵が傷みやすくなるほか、開け閉めの衝撃で卵が傷つく場合があります。
卵の置き場所は、冷蔵庫のできるだけ奥。温度を一定に保てるところに保管しましょう。
NGその3.パックから取り出す
卵はパックのまま保存するのが適切です。パックがクッション代わりとなり、衝撃や温度変化から守る役割を果たしてくれます。
また、卵の殻には菌がついている場合も。冷蔵庫内にあるほかの食品に菌がうつるのを防ぐ意味でも、パックに入ったままの状態で保管しましょう。
NGその4.丸いほうを下にする
卵の丸い部分には「気室」と呼ばれる空間があり、卵はここで呼吸しています。この丸い部分を下にして保管すると、卵黄が空気に触れやすくなり菌がつくことも……。
ただしい向きは、丸いほうを上に、尖ったほうが下です。パックのまま冷蔵庫に入れるときは、この向きにも注意してくださいね。
ただしい保存方法でおいしく安全に食べ切ろう
卵は温度変化を避けて、温度が一定な場所にしまうことが大切です。
ただしい方法で保存して、新鮮なうちにおいしくいただきましょう。