NGその1.ベルトをはずしてすぐに開く
ベルトをはずした後は、傘の生地をほぐしてから開くのが正解です。
生地が巻きついたままの状態で開くと、傘の故障につながります。また、手を添えて開くのも壊れる可能性があるためNGです。
巻きついた生地をほどいて骨の間隔をとったら、真上に向かって開きましょう。
NGその2.つえの代わりにする
傘を持っていると、無意識のうちに体重をかけてしまうことはありませんか? これも、傘の寿命が縮まるNG行動のひとつ。
傘の先端は細いものが多く、濡れて滑りやすい路面に力を入れて傘をつくと、傘が滑る危険があります。また、傘自体が曲がる恐れもあるため、つえ代わりにするのは避けましょう。
NGその3.クルクルまわして水を切る
傘の水を切るとき、閉じた後にクルクルまわしていませんか? じつはこれ、傘の上下のろくろ(骨を束ね止める部分)などに大きな負荷を与えます。また傘をぶんぶん振って、無理に水を切るのもNG。傘のハンドルやシャフト(中棒)に負荷がかかる間違ったやり方です。
傘の水切りは、傘を斜め下に向けて“しずかに”開け閉めするのが正解。開けて閉める動作は傘本来の使い方なので、いちばん負担が少なく水を切ることができます。
大切な傘を長く使おう
傘のNG行動を避ければ、傘の寿命がのびることにもつながります。
今年だけでなく来年・再来年も愛用できるよう、故障につながる行動は避けて大切に使いましょう。