掃除の手間が増える。片付けのプロは決してしない「キッチンのNG収納」

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2024.07.04

整理収納アドバイザー1級の三木ちなです。毎日使うキッチンは、こまめなお手入れが大切。しかし、収納仕方によっては掃除の手間が増えることもあります。そこで今回は、掃除&片付けのプロがやらない「キッチンのNG収納」についてご紹介します。

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NG1.キッチンツールを吊るして収納

キッチン出典:stock.adobe.com

ヘラやおたまなどのキッチンツール、壁に吊るして収納してませんか? すぐに取り出せるので、使い勝手は抜群なのですが……。
調理中に油がはねて、汚れてしまいます。使って戻しやすいことも大切ですが、食事に使う調理用具の衛生を保つことも重要。
いざ使おうと思ったときにベタついていると一度洗う手間が増えますし、キッチンの壁の拭き掃除をするときにも邪魔になります。
キッチンツールは壁に吊るすよりも、引き出しの中にしまっておく方が汚れません。

NG2.コンロまわりに調味料を収納

コンロ横にある調味料出典:www.photo-ac.com

調理用具だけでなく、調味料もコンロ横に置くのはおすすめできません。使いたいとき手の届く場所にあるのは便利かもしれませんが、容器が油まみれになります。
触ったときにベタベタしたりザラッとした感触がある場合は、容器が汚れている証拠です。
すべて洗うのも面倒ですし、コンロまわりを掃除するときにいちいちどける手間もかかります。
また、温度変化の激しいコンロまわりに置くと調味料が劣化する場合もありますので、調味料は温度と湿度が一定な場所に保管しましょう。

NG3.鍋・フライパンの出しっぱなし

鍋出典:stock.adobe.com

フライパンや鍋などの大物ほど、しまう場所やスペースに悩みがち。しまう場所に困って、コンロが定位置になることも少なくないかと思いますが、“置きっぱなし“はあまりおすめできません。
キッチンツールや調味料と同じように、コンロまわりに出しておくと油で汚れます。また置き場所をとるため、出しておくと掃除の妨げに。大きいものだからこそ、出しっぱなしにしないことが大切です。
重ねられるタイプや薄型のものなど、フライパン選びもくふうして、引き出しの中に収納しましょう。

コンロまわりにはものを置かない

掃除のしやすさ、そして調理用具を清潔に保つためにも、コンロまわりにものは置かないのが一番です!
余計なものがないすっきりしたコンロなら、油がはねてもすぐに掃除できます。「キッチンが少しゴチャゴチャしているな……」「キッチンの掃除が面倒」と感じる方は、ぜひものをしまってみてはいかがでしょうか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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