洗濯機が劣化するかも…。「洗濯槽掃除」にじつは使ってはいけない“NGな洗剤”

家のこと

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2024.07.20

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗濯機のカビを防ぐには、洗濯槽のお手入れが必要です。しかし、誤った方法で行うと洗濯機が劣化する恐れがあります。ここでは、意外と知らない「洗濯槽掃除のときに使用NGな洗剤」についてご紹介します。

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NGその1.界面活性剤入りのクリーナー

スプレータイプの洗剤出典:www.photo-ac.com

さっと汚れが落ちる界面活性剤入りの洗剤は、家中の掃除に便利です。しかし、界面活性剤は泡立ちがいいため、洗濯槽から泡があふれる恐れがあります。
界面活性剤入りの洗濯槽クリーナーもありますが、洗濯槽内に泡が残る可能性があるため、使用は避けるのが無難です。

NGその2.重曹

重曹はNG出典:stock.adobe.com

水に溶けにくく粉残りしやすい重曹は、洗濯槽の手入れに不向きです。カビや雑菌を徹底的に除去できるほどの洗浄力もないため、洗濯槽の頑固な汚れは落ちません。
溶け残った重曹が洗濯槽に詰まるリスクもあるため、槽洗浄の使用は控えましょう。

NGその3.予約運転時の塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は要注意出典:stock.adobe.com

塩素系漂白剤を使うこと自体は問題ありませんが、予約運転を行う際は要注意。
洗濯槽のステンレスはサビにくい性質ですが、長時間触れると腐食や故障につながる恐れがあります。
ちなみに、キッチン用の塩素系漂白剤は泡立ちがよすぎるため使用できません。洗濯槽のお手入れには必ず専用のものを使い、予約時を避けてお手入れを行ってください。

適切なお手入れで洗濯槽をきれいに

洗濯槽の定期的なお手入れは欠かせませんが、やり方を誤ると本末転倒です。
毎日の洗濯がより気持ちのいいものになるよう、ただしい方法で洗濯槽の掃除を行いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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