カビが増える原因になる。「洗濯機」を使う際にじつはやってはいけない“3つのNG行為”

家のこと

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2024.08.07

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗濯機の代表的な汚れと言えば「カビ」。ちょっとした行為が、カビが増える原因になっているかもしれません。ここでは、やってはいけない「洗濯機にカビが生えるNG行為」についてご紹介します。

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NGその1.濡れた衣類を洗濯槽に放置する

洗濯物を放置する出典:stock.adobe.com

予洗いした衣類や濡れた衣類を洗濯槽の中に入れておくと、湿度が上がってカビが生えやすくなります。今の時期は、濡れた水着の放置も避けた方が無難です。
また、汗を含んだ衣類や洗濯後の衣類を放置するのもNG。湿気がもととなり、カビの繁殖を促してしまいます。
洗濯槽は衣類置き場として使用せずに、湿気を発生させないよう注意しましょう。

NGその2.すすぎの回数を減らす

洗濯機のすすぎボタン

すすぎを2回から1回へ減らすと節水になりますが、その代わり洗浄力は落ちます。
その結果、落ち切らなかった汚れや洗剤残りが栄養源となり、カビが繁殖する可能性があるんです。
カビを防ぐためにも、すすぎの回数はしっかりと守り、合わせて洗剤の使いすぎにも気を付けましょう。

NGその3.前日の残り湯で洗濯する

残り湯で洗濯する出典:stock.adobe.com

残り湯洗濯も節水に効果的ですが、入浴後できるだけ早く使うのが基本。入浴に使ったお湯は皮脂で汚れており、時間が経つにつれて雑菌が増えます。
そのため、前日の残り湯で洗濯するのはNG。かえって雑菌が繁殖し、洗濯槽がカビの温床になる可能性が高いです。
特に気温が高い夏は、カビの繁殖スピードが加速するため要注意。お風呂の残り湯はその日のうちに、洗いの工程のみ使用することをおすすめします。

NG行為は控えて

カビは洗濯機の寿命を縮めるだけでなく、わたしたちの健康にも害を及ぼします。
洗濯機のカビ汚れを防ぐためにも、カビの繁殖を促すNG行為は避けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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