カチカチに固まった「砂糖」は食べられる?意外と知らない“砂糖の賞味期限”と“ほぐしかた”

料理・グルメ

2024.11.20

砂糖がカチカチに固まり、スプーンやフォークで必死にほぐした経験がある方は、きっとわたしだけではないはず。そもそも、ガチガチになった砂糖は食べても問題ないのでしょうか? ここでは、「砂糖の賞味期限」と「固まった場合のほぐしかた」を合わせてご紹介します。

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砂糖に賞味期限はない!

砂糖出典:stock.adobe.com

砂糖のパッケージを見て、なにかお気づきの点はありませんか? じつは、どこにも賞味期限が書いていないんです!
これは、砂糖がJAS法により“賞味期限を記載しなくてもよい食品”として定められているから。砂糖は不純物をほとんど含んでいないので、品質が劣化しにくく腐敗しづらい特徴があります。そのため、ガチガチに固まることがあっても、品質への影響はありません。
つまり、岩のように固まった砂糖も問題なく食べられます。

固まった砂糖のただしいほぐし方

固まっている砂糖

そのまま使えるとはわかっていても、固まったままでは使い勝手はよくありませんよね。

室内の日なたの置く

じつは、固まった砂糖をほぐすのはとても簡単。日なたに置いておくだけで……。

元通りサラサラになった砂糖

砂糖は勝手にサラサラな状態に戻ってくれます。

外に置くのはNG

ただし、屋外に置くのはNG。外に置くと虫が寄ってくる恐れがあるため、避けた方が無難です。

砂糖の置き場所もくふうしよう

そもそも砂糖が固まるのは、保存した場所の温度や湿度が変化した後に乾燥したため。キッチンのコンロ付近など温度変化が激しい場所や、湿度が低く乾燥している冷蔵庫内は砂糖の保存場所に向きません。

固まった砂糖はあたたかい場所に置くなどすると、砂糖の結晶同士をくっつけていた小さな結晶が溶け、くっついた状態が緩んでほぐしやすくなるのでその後もみほぐしましょう。ひどく固まっている場合は、清潔な布巾などを水で濡らして硬く絞り、袋ごと包んでしばらく置くとほぐしやすくなりますよ。

砂糖は温度や湿度が一定の場所に保存すると、固まるのを防げますよ。ぜひ参考にしてみてください。

参考:ウェルネオシュガー_よくあるご質問
https://www.wellneo-sugar.co.jp/contact/

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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