NGその1.パックのまま冷蔵
エリンギはパックに入っていることが多く、そのまま保存しても鮮度が落ちにくそうにも見えます。しかし、パックのまま保存はNG。
エリンギを含むきのこ類は水分が出やすく、その湿気が原因で傷む恐れがあるからです。
パックの中をよく見ると、底に水が溜まっていたり、エリンギが水っぽくなっていたりするケースもありますが、これは湿気によるもの。
買ってきたままの姿で野菜室へ入れるとあっという間に傷みますので、パックから取り出して保存しましょう。
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NGその2.洗ってから保存
エリンギを水洗いすると、風味が落ちる原因になります。湿気が残っていれば、パックのまま保存する場合と同じように傷みやすくなるデメリットも。
基本的に、エリンギは洗わずに保存してOKです。汚れが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーで拭き取る程度にとどめてください。
NGその3.はだかのまま保存
湿気に弱いエリンギですが、だからと言ってはだかのまま保存するのも間違いです。冷蔵庫の冷気によって乾燥し、エリンギがミイラ化します。
乾燥から守るためにも、エリンギは1本ずつキッチンペーパーで包み、ジップ付きの保存袋に入れて野菜室で保管しましょう。カットすると断面から傷みやすくなるので、冷蔵の場合は1本まるごと保存してください。
ただしい方法で冷蔵保存すれば、1週間ほど日持ちします。
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エリンギは冷凍保存もできる
傷みやすいエリンギですが、すぐに使わない場合は冷凍するのもひとつです。
石づきを落として使いやすい大きさにカットしたら、保存袋に入れて冷凍庫へ入れるだけ。
たったこれだけで、約1ヵ月保存できます。使いやすい大きさにカットして保存できるうえに、冷凍のまま調理OK。日持ちもしますので、エリンギが安いときにもおすすめです。
秋が旬のエリンギ、ぜひ賢く保存して毎日の料理に役立ててくださいね。