「ハンドクリーム」の寿命と買い替えのサイン。「古いものずっと使ってた…」

心と体

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2024.09.15

秋になると暑さは落ち着くものの、次は乾燥という悩みがやってきます。手荒れ対策としてハンドクリームが役立ちますが、じつはハンドクリームにも“使用期限”があるんです。ここでは、意外と知らない「ハンドクリームの寿命」についてご紹介します。

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ハンドクリームは使用期限の記載がない

ハンドクリーム出典:stock.adobe.com

基本的に、ハンドクリームを含む化粧品には、使用期限の記載がないケースがほとんどです。化粧品は品質が安定してるため、薬機法により使用期限を記載しなくてもいいとされています。
とはいえ、しだいに劣化するもの。どのメーカーの商品も「製造から3年間」の品質は保たれているものの、この期間を超えると酸化によって劣化がすすみます。つまり、ハンドクリームを含む化粧品の使用期限は3年が目安です。
ハンドクリームの使用期限については、製品に記載のある「製造時期」を見て確認できます。

コスメデコルテの製造番号

こちらのコスメデコルテのハンド美容液は、裏面に書かれている「G1」が製造時期。調べてみると、2021年7月に作られたものなので、製造からすでに3年2ヵ月が経過しており、使用期限を過ぎていることが分かります。

製造番号はメーカーによって異なるため、まずは表記を見つけて、公式サイトなどで製造日を確認しましょう。

開封したハンドクリームの「寿命のサイン」

ハンドクリーム

未開封の場合は3年程持ちますが、使用済みとなれば話は変わってきます。お手持ちのハンドクリームに次の変化が見られる場合は、使用を避けましょう。

1.分離している

製造から時間が経つと、水と油が分離してハンドクリームの質感が変わります。テクスチャーを出して、2色に分かれている場合は使用を控えてください。

2.変色している

あきらかに変色している場合も、使い続けるのはおすすめできません。色が変わるということは、ハンドクリームが変質している証拠です。

3.においに違和感がある

ハンドクリームは香りつきのタイプもたくさんありますが、少しでも「においが違う」と感じたら、それは劣化のサインです。
異臭を放っている場合はもちろん、においに少しでも違和感があれば買い替えましょう。

ただしく保存すれば寿命はのばせる

基本的に、開封してもハンドクリームがすぐに使えなくなることはありません。保管場所や環境によって、半年~1年半ほど持ちます。
ただし、ふたがきちんと閉まっていなかったり、温度変化が激しく直射日光があたる場所に置いたりするのはNG。ハンドクリームはすぐに劣化します。
開封済み・未開封とわず、高温多湿の場所を避けるのは大前提。温度・湿度ともに一定な風通しのよい場所で保管すると、劣化の速度はゆるやかになります。
保存場所や環境にも注意して、できるだけ早めに使い切るよう心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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