「鍵」の意外と知らない“交換タイミング”「寿命があったんだ」「壊れる前に交換を」

家のこと

stock.adobe.com

2024.11.13

防犯に欠かせない鍵に、じつは寿命があることをご存じでしょうか? 突然鍵が使えなくなると、家に入れないなどのトラブルにつながります。ここでは、知っておくと防犯力にも差が出る「鍵の寿命」についてご紹介します。

広告

鍵は永久に使えない

手で持った鍵出典:stock.adobe.com

結論から言うと、住宅に使われる一般錠の耐用年数は「10年」です。これを聞いて、鍵の寿命は意外と短いと感じた方は少なくないはず。
鍵はもちろん、シリンダーにも寿命があるため、どちらかに不具合があるとトラブルにつながります。ちなみに、電子鍵の場合は「7年」と、耐用年数がさらに短いです。
鍵が開かない・閉まらないトラブルが突然起きると、暮らしに不都合が出るだけでなく、防犯面に不安も増します。突然の故障で慌てることがないよう、鍵の寿命を把握しておきましょう。

◆“玄関の「ドアガード」をかければ安全”ではなかった…!:意外と知らない“本来の使い方”

鍵を買い替えるべきタイミング

鍵の買い替えのタイミングとは出典:stock.adobe.com

耐用年数はあくまでも目安です。鍵を使っていて次のような不具合が頻繁に起きる場合は、鍵の買い替えを検討しましょう。

・鍵がスムーズにまわらない
・鍵がひっかかるようになった
・たびたび不具合を起こすようになった(電子錠の場合)

ちなみに、鍵がまわらないときに頻繁に抜き差しをしたり、無理にまわそうとするのはNGです。力任せに動かすと、鍵やシリンダーが破損する恐れがあります。
そうなればより事態は深刻になりますので、専門業者に相談しましょう。滑りをよくするために食用油を使うのも、動作不良を招くため避けてください。

鍵のメンテナンス・見直しは防犯対策にもなる

単純な古い鍵であればあるほど、空き巣や強盗のターゲットになる確率が上がります。つくりがシンプルな鍵はピッキングが容易なため、セキュリティが脆弱です。
鍵が劣化してきたら、つど見直して防犯力の高いものにつけ替えるのもひとつです。
鍵のメンテナンスは定期的に行って、時期がきたら買い替えも検討しましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る