壁・窓・ドアの近くに置くのはNG!
空気清浄機には、空気を取り込む「吸込口」と、きれいにした空気を排出する「吹出口」があります。この2つが塞がれるような置き方をすると、空気の循環効率が悪くなり、本来の洗浄効果を発揮できません。
例として、以下のような置き方・置き場所はNGです。
・壁にぴったりとくっつける
・テレビや家具などの近くに置く
・ドアや窓の近くに置く
・エアコンの風とぶつかる場所に置く
・加湿器の近くに置く
壁や家電などは、空気清浄機にとって障害物となりうるもの。吸込口と吹出口がふさがれてしまうため、遠ざけるのが無難です。
また、加湿器の近くに設置すると、水蒸気を吸い込んでカビの原因になるほか、故障する恐れもあるためご注意を。併用する場合は、加湿器の機能備え付けの「加湿空気清浄機」を利用するか、加湿器と距離をあけて置くことをおすすめします。
空気清浄機の正しい置き方
空気清浄機は“とりあえず”置くのではなく、空気の流れがつくれる適切な場所に設置することで効果を発揮します。
正しい置き方のポイントは、次の3つです。
1.壁から30cm以上あける
空気清浄機をスムーズに稼働させるために、壁から本体背面までの距離を30cmほどあけましょう。難しい場合は、3cmほどあければOK。3cmでも30cmでも集じん能力は同じですが、壁が汚れる場合があるため、極力すき間をあけるのが理想です。
2.室内の真ん中に置く
できるだけ空気循環のよい場所に置くと、空気清浄機は効率よく稼働します。おすすめなのは、室内のど真ん中。空気の取り込みから排出まではスムーズで、空気が停滞しづらいです。
3.水平な場所に置く
畳みやラグの上に置くと、空気清浄機がぐらつく恐れがあります。常に水平さを保てるよう、安定した床の上に置きましょう。
空気清浄機の「置き場所」を見直してみて
空気をきれいに保つには、空気清浄機の正しい置き場所を選ぶことも重要です。
壁・窓・家電との距離が近くないか、置き場所を今一度見直してみましょう。