使うのは「重曹パット」1個だけ
今回は、トイレ用の酸性洗剤を使いません。用意するのは、ニトリで売っている「毎日つかえる重曹パッド」だけ。30個入りで299円(税込)と使いやすいお値段。
しかも、パッドには重曹が含まれているんです! 見た目はただのスポンジなのですが、“こするだけ”で汚れをしっかり落としてくれます。
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重曹パッドで便器を掃除してみた
掃除方法はとてもシンプル。重曹パッドで便器内の汚れを直接こすり落とします。手が汚れないよう、使い捨ての手袋をはめてお手入れしましょう。掃除に使った重曹パッドと手袋をすぐに捨てられるよう、ポリ袋も1枚準備してください。
手順1.重曹パットを水で濡らします
気にならない方は、便器の水につけてもOKです。
手順2.便器内をくまなく磨きます
始めはためらうかもしれませんが、一度便器に手をつっこんでしまえば慣れます!(笑)
こすっていくうちに、重曹の泡が出てきますよ。
水位にできやすい黒ずみや……。
ブラシでは届かない、ふち裏の部分もくまなく磨きあげましょう。しっかり汚れが落ちると気持ちがいいです。
手順3.重曹パットと手袋を捨てて、水を流します
重曹パットを持ちながら手袋を外すと、手袋の中に汚れたパッドがおさまるので手を汚さずに捨てられます。そのままポリ袋へ入れればOK。
水を流して、汚れと重曹を落としたら掃除完了です。
“こするだけ”で、掃除後の便器はピカピカ! トイレブラシではなかなか落ちない汚れも、ニトリの重曹パットを使えば洗剤いらずできれいになります。
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トイレの便座には使えない
洗剤なしで掃除できる重曹パッドですが、次の場所には使えません。
〈使えない場所・もの・素材〉
アルミ、銅、真鍮、大理石(天然石)、人工大理石(※)、木製品、畳、漆器、やわらかいプラスチック製品、水洗い、水拭きできないもの
トイレの場合、樹脂でつくられている便座のお手入れはNG。傷つく恐れがありますので、使用は控えましょう。
今回はトイレの便器掃除の活用法をご紹介しましたが、キッチンのコゲ汚れなど家中の掃除に役立ちます。価格もお手頃ですので、ぜひ試してください。