「トイレスタンプ」を実際に使って気づいた“2つのNG”「逆効果になることも…」

家のこと

2025.01.27

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレ掃除の手間を軽減してくれる「トイレスタンプ」。水を流すたびに便器を洗浄するため、ラクに清潔感を保てます。しかし、間違った使い方をすると逆効果になる可能性も……。ここでは、実際に使ってみて分かった「トイレスタンプの注意点」についてご紹介します。

広告

トイレスタンプのメリット

トイレスタンプを押す様子

トイレスタンプは、便器にジェル状の洗剤を貼り付けるタイプの洗浄剤です。便器内に洗剤がとどまるので、用を足して水を流すたびに便器を洗い流してくれます。
コーティング効果もあるため、汚れがつきにくくなるメリットも。

便器に付けたトイレスタンプ

トイレ掃除の手間を省ける便利なクリーナーであることは間違いありませんが、使い方には少しコツが必要です。
使用方法を誤ると本来の洗浄効果が得られないどころか、トイレが汚れる原因になることも。逆効果になってしまえば、元も子もありません。

気を付けて!トイレスタンプの注意点

NG1.水がはねる位置に貼り付ける

スタンプに水がひっかかって、水が飛ぶ様子

トイレスタンプは、便器内のどこに貼り付けるかが重要。スタンプの場所によっては、便器内の水が飛び散り、床や壁が汚れる場合があります。

トイレスタンプを避けた方がいい場所

前方・後方・横どこでもスタンプできますが、わたしの経験上だと便器のふち付近(上部)は水がはねやすいです。スタンプに引っかかった水が飛び散って、飛んできた経験があります。
また、水の噴き出し口付近にスタンプをするのも避けましょう。薬剤が噴き出し口をふさいだり、水の流れでスタンプが落ちてしまったりする恐れも……。こういったデメリットは、少し距離をあけてスタンプするなどくふうすると解決できるはずです。

NG2.掃除をさぼる

トイレ掃除しているところ出典:stock.adobe.com

トイレスタンプを使っても、こまめなお手入れは必要です。防汚効果が得られるのは便器内だけなので、便座はしっかり汚れます。
また、スタンプの効果は12日間が目安ですが、5人家族のわが家は1週間ちょっとしかもちませんでした。使用頻度によっては薬剤の減りが早いです。
トイレスタンプはそれほど安い商品ではないこともあり、個人的にはコストが気になりました。

トイレスタンプは正しく使おう

使い方しだいでトイレ掃除の負担を軽減してくれるトイレスタンプですが、使い方には気を付けるべき点がいくつかあります。
「トイレスタンプをしているから大丈夫」と、掃除をさぼりすぎるのもNG。トイレスタンプはあくまでも、清潔感をキープする手助けをしてくれるものです。
トイレスタンプを使うときは、本来の洗浄効果が半減しないよう薬剤を貼り付ける場所にも注意してください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る