教えてくれたのは……山下真輝(やましたまき)さん
風水片付けコンサルタント。6歳から母の影響で占いを学び、経営者、芸能人専門占い師として鑑定数25,000件超え。16種の占術を網羅。2024年に一般社団法人日本風水片付け協会の理事に就任。「風水」の知識も取り入れながらお家を整えるアドバイスを行う。
美容運と健康運を左右する浴室の「5つのNGポイント」
風水では、浴室は「美容運」と「健康運」に関係する場所だと言われています。
今回は、風水と片付けの観点から、浴室の5つのNGポイントをご紹介します。意識せずにやっていることも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
NG1. マットを敷いていない
「マット」は、風水では開運アイテムだと考えられています。
風水には「陰」と「陽」という気があり、「陽のものをなるべく家の中に取り入れて、陰のものは排除しましょう」という考えが前提にあります。ホコリや水はねによる汚れ=“陰のもの”をまわりに広げないために、マットは浴室から出た場所に必ず敷きましょう。
自然素材の木綿や麻のマットが理想的ですが、扱いやすい珪藻土でもOKです。使い勝手がいいものを取り入れてくださいね。
NG2. 水滴が残っている
同様の理由で、浴室内に水滴が残っている状態もNGです。浴室は体を浄化する場所なので、リセットする意味で清潔さが何よりも大切になります。特に、鏡は美容運を高めるためにポイントになる場所です。鏡専用のスポンジを上手に活用して、常にキレイな状態をキープしましょう。
水気を残さないためには、換気も大切です。窓があるご家庭は、こまめに換気していただくといいのですが、窓がない浴室の場合は、電気代を考慮しながら浴室乾燥機をなるべくつけた状態にしておくといいですよ。
NG3. プラスチック製のボトルをたくさん使っている
浴室は「水のエネルギー」をもつ場所です。浴室にはシャンプーボトルなどのプラスチック製のものが多くなりやすいですが、プラスチックは「火のエネルギー」をもつもの。「水」の中に「火」を入れるのは、風水的な相性としては望ましくないと考えられています。
エネルギーのバランスをとるために、ボトル類はプラスチック製以外のものを使うことがおすすめです。同じ水のエネルギーをもつガラス製、金のエネルギーをもつ金属製、土のエネルギーをもつ陶器のボトルなどを選び、増えてしまいがちなプラスチック製はなるべく減らすことを意識しましょう。
NG4. 子どものおもちゃを置きっぱなしにしている
小さなお子さんがいるご家庭は、浴室内におもちゃを置いていることが多いと思います。置きっぱなしにしていると、カビがついてしまって“陰のもの”を増やすことになります。水気をきって防水性のある袋に入れ、浴室から出るときには外に出すようにしましょう。
NG5. 体や髪を洗う場所の近くに掃除グッズを置いている
カビなどの汚れに触れる掃除グッズは、浴室の外に置くのが理想的です。もしスペースなどの問題で難しい場合には、体や髪を洗う場所と掃除グッズはなるべく離れた場所にして、1カ所にまとめて置きましょう。美容運を下げないためにも、ボディタオルと掃除用のタオルを同じポールにかけるなどは、絶対にしないでくださいね。
浴室は、自分を高めるための場所です。リラックスできる香りを使う、マッサージするなど、ゆったりする時間にして、いいエネルギーを蓄えてくださいね!