後まわしにする方が厄介に…。「コンロのコゲ汚れ」がひどくなる“2つのNG習慣”

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2025.06.20

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使うキッチンのコンロ。きちんと掃除しているつもりでも、なぜか取れないガンコな汚れ。その原因、実は日頃の何気ない行動にあるかもしれません。ここでは、コンロのコゲ汚れがひどくなる「NG習慣」と、今すぐ始められる予防法をご紹介します。

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NGその1.調理中の吹きこぼしが多い

吹きこぼれる鍋出典:stock.adobe.com

つい火加減をうっかりしてしまって、「あっ!」と吹きこぼれてしまうこと、誰しもあるはずです。しかし、この吹きこぼしはコゲ汚れの大きな原因。煮汁や油がコンロに垂れた状態で加熱すると、汚れがコゲついて落とすのに手間がかかります。
吹きこぼしを防ぐには、ふたを少しずらして蒸気の逃げ道をつくる、火加減をこまめに調整するのがコツ。調理の仕方を少し変えるだけで、吹きこぼす回数はぐんと減るはずです。

◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”

NGその2.汚れをすぐ拭き取らない

コンロ出典:stock.adobe.com

コンロに飛び散った調味料や食材などの汚れ、すぐに掃除せず後まわしにしていませんか? もちろんコンロが熱い状態でお手入れするのは避けた方がいいけれど、完全に冷めるまで待つのはおすすめできません。
汚れは時間がたつほど酸化して、どんどん落ちにくくなります。特に油が混ざった汚れは、べったりとこびりついて、普通の拭き掃除ではびくともしなくなります。

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コンロを清潔に保つお手入れ習慣

コゲ汚れを生み出さないためには、とにかく汚れを放置しないこと。その日の汚れはその日にうちに、できるだけ早く拭き取ることが大事です。

1.汚れは温かいうちに拭き取る

汚れを温かいうちに拭き取る

調理が終わったら、コンロの熱が冷めて汚れが温かいうちにお手入れを。冷めると汚れが固まりやすいので、調理後のちょこっと拭き取りが大事です。キッチンペーパーや掃除シートで軽く拭くだけでも、汚れのこびりつきは防げます。ちなみにわたしは、キッチンペーパーとホームリセット(中性)でお手入れしていますよ。

2.週に1回の徹底お手入れ

ジフで月に1回のしっかりお手入れ

毎日のお手入れとは別に、週に1回のしっかり掃除を行うとコンロはよりキレイに保てます。コンロにも使えるクリームクレンザー・ジフで掃除すると、頑固なコゲつきも簡単に落ちるのでおすすめです。

バーナーキャップも徹底お手入れ

五徳やバーナーキャップは、重曹につけ置きするなど定期的に汚れを落とす習慣をつけましょう。

◆人気「ウタマロクリーナー」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“6つの場所”

毎日のひと工夫で「ガンコ汚れ」とサヨナラ

コンロのコゲ汚れは、気づいたときには手がつけられないほど頑固になることもあります。日頃の使い方やお手入れを少し変えると、掃除はグッとラクに。合わせて、しっかり掃除も定期的に行って、汚れをスッキリ落としましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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