NGその1.調理中の吹きこぼしが多い
つい火加減をうっかりしてしまって、「あっ!」と吹きこぼれてしまうこと、誰しもあるはずです。しかし、この吹きこぼしはコゲ汚れの大きな原因。煮汁や油がコンロに垂れた状態で加熱すると、汚れがコゲついて落とすのに手間がかかります。
吹きこぼしを防ぐには、ふたを少しずらして蒸気の逃げ道をつくる、火加減をこまめに調整するのがコツ。調理の仕方を少し変えるだけで、吹きこぼす回数はぐんと減るはずです。
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NGその2.汚れをすぐ拭き取らない
コンロに飛び散った調味料や食材などの汚れ、すぐに掃除せず後まわしにしていませんか? もちろんコンロが熱い状態でお手入れするのは避けた方がいいけれど、完全に冷めるまで待つのはおすすめできません。
汚れは時間がたつほど酸化して、どんどん落ちにくくなります。特に油が混ざった汚れは、べったりとこびりついて、普通の拭き掃除ではびくともしなくなります。
コンロを清潔に保つお手入れ習慣
コゲ汚れを生み出さないためには、とにかく汚れを放置しないこと。その日の汚れはその日にうちに、できるだけ早く拭き取ることが大事です。
1.汚れは温かいうちに拭き取る
調理が終わったら、コンロの熱が冷めて汚れが温かいうちにお手入れを。冷めると汚れが固まりやすいので、調理後のちょこっと拭き取りが大事です。キッチンペーパーや掃除シートで軽く拭くだけでも、汚れのこびりつきは防げます。ちなみにわたしは、キッチンペーパーとホームリセット(中性)でお手入れしていますよ。
2.週に1回の徹底お手入れ
毎日のお手入れとは別に、週に1回のしっかり掃除を行うとコンロはよりキレイに保てます。コンロにも使えるクリームクレンザー・ジフで掃除すると、頑固なコゲつきも簡単に落ちるのでおすすめです。
五徳やバーナーキャップは、重曹につけ置きするなど定期的に汚れを落とす習慣をつけましょう。
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毎日のひと工夫で「ガンコ汚れ」とサヨナラ
コンロのコゲ汚れは、気づいたときには手がつけられないほど頑固になることもあります。日頃の使い方やお手入れを少し変えると、掃除はグッとラクに。合わせて、しっかり掃除も定期的に行って、汚れをスッキリ落としましょう。