常温が正解?ネットに入れる?「玉ねぎ」の意外と知らない"正しい保存方法”「夏は要注意!」

料理・グルメ

stock.adobe.com

2025.06.26

料理に欠かせない玉ねぎは、じつは保存方法に注意が必要な野菜です。保管場所を間違うと、玉ねぎが早く傷んだり味や食感が落ちたりする場合があります。そこで今回は、意外と知らない「玉ねぎの正しい保存方法」をご紹介。知っておくと、玉ねぎを長く美味しく楽しめるようになりますよ。

広告

玉ねぎは野菜室に入れてもいい……?

野菜室出典:stock.adobe.com

スーパーで購入した玉ねぎ、どこで保存していますか? きっと冷蔵庫の野菜室に入れている方が多いかと思います。
しかし、結論から言うと絶対的に「野菜室が正解」とは言えません。野菜室で冷蔵保存が適しているのは、次のような玉ねぎです。

・皮をむいたもの
・カット済みのもの
・高温多湿になりやすい梅雨~夏の時期

このように、使いかけの玉ねぎや玉ねぎが傷みやすい季節は冷蔵保存が基本です。皮むき済み・カット済みの玉ねぎは、乾燥を防ぐためにラップでくるむと傷みにくくなります。
玉ねぎは湿気と高温に弱いので、夏の間は野菜室に入れておくと安心です。

本来の保存方法は「冷暗所」

玉ねぎ出典:stock.adobe.com

これからの時期は野菜室で保管しますが、気温が下がってきたら「冷暗所」での保存します。基本的に玉ねぎは常温保存に向いている野菜なのです。
キッチンペーパーや新聞紙で1玉ずつ包んで、湿気が少なく風通しのよい場所に置いておきます。

玉ねぎはネットに入れた方がいい?

玉ねぎ出典:stock.adobe.com

常温で保存するとき、“玉ねぎをネットに入れて吊るした方がいい”イメージはありませんか? 通気性の面で考えると、ネットに入れた方が風通しはよさそうですよね。
しかし、実際のところは必ずしもネットで保存する必要はありません。ネットに入れると皮が乾燥してはがれやすくなり、部屋に落ちて汚れやすくなります。
段ボールで購入した場合は、無理に移さなくても大丈夫。段ボールに入ったままの状態で冷暗所にて保存しましょう。

広告

皮をむいて冷凍保存するのもひとつ

玉ねぎは見た目こそ同じでも、種類や状態によって保存方法が変わります。皮むき・カット済みの玉ねぎをすぐに使わないときは、空気を抜きながら保存用袋に入れて冷凍保存しましょう。こうすると1ヵ月程度日持ちするうえに、料理の際の時短にもなります。
皮むき前のものも季節によって保存場所を変えて、玉ねぎが長持ちする方法で保管してくださいね。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る