1.「肌は腸の鏡」美肌は“内側”から育てる時代へ
「肌は腸の鏡」と言われるほど、腸内環境は肌の状態に大きな影響を与えていると考えられています。
腸内環境が乱れると、老廃物がうまく排出されず、有害な物質が血液に入り込んでニキビやくすみなどの肌トラブルを引き起こすこともあるとか。
だからこそ、肌荒れ=スキンケア不足と決めつけず、まずは腸の健康から見直してみることが大切です。
2.美肌のカギは「腸にやさしい食事」
発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルトなど)と、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維をバランスよく摂るのが基本です。
特に肌悩みがある方は、腸内の悪玉菌がよろこぶとされている偏りすぎた食生活を見直すことが先決です。
まずは三食バランスよく、腸にやさしい食事や間食の工夫が、じわじわと肌質を変えてくれるでしょう。
3.スキンケア+インナーケア=本当の美肌づくり
表面のケアも大切ですが、肌がゆらぎやすい不安定な時期こそ、腸内から身体を整える“内側ケア”も意識してみてください。
睡眠不足やストレスなどが腸内細菌のバランスを乱すという研究もあり、質のよい睡眠を心がけたり、ストレスと上手につき合う工夫も、美腸づくりの大切なポイントです。
最後に発酵食品の納豆とトマトとアボカドを使ったアレンジ納豆レシピのご紹介です。
手軽に作れるので、毎日の腸内ケアにぜひお試しください!
トマトとアボカドの納豆和え
材料(2〜3人分) 調理時間10分
納豆(タレカラシなし)……2パック
ミニトマト……3個ほど
アボカド……2分の1個
※バルサミコ酢……小さじ1
※オリーブオイル……小さじ2
※岩塩……少々
粗挽き胡椒……少々
作り方
1 ミニトマトとアボカドは一口大にカットする。
2 納豆はパックのタレを加えずに、単体でよく混ぜておく。
3 ボウルに※(バルサミコ酢、オリーブオイル、岩塩)を入れてよく混ぜ、ドレッシングを作る。
4 1のミニトマトとアボカド、2の納豆、3のドレッシングをすべてボウルでやさしく和える。
5 器に盛りつけ、仕上げに粗挽き黒こしょうをかけたら完成。