1.疲れがたまる前に、発酵食品でじんわり整える
納豆は、たんぱく質やビタミンB群、マグネシウムなど、疲労回復や代謝を支える栄養素がしっかり含まれる発酵食品。
梅干しに含まれるクエン酸も、体内の疲労物質・乳酸の分解を助ける働きがあるとされ、日々の食卓に少しずつ取り入れるだけでも、疲れにくい身体をゆるやかに整えてくれる存在になるかもしれません。
2.とろろで消化をサポート、身体にやさしい一口に
長芋に含まれるアミラーゼは、でんぷんを分解して胃腸の消化をサポートする酵素。
とくに疲れているときや、食欲がわかないときにも、なめらかな口あたりで食べやすく、しっかり栄養補給ができるのが魅力です。
納豆との組み合わせで、するっと入るのにしっかり満足感のある“食べやすい”一品になります。
3.“がんばらないケア”も、積み重ねれば味方になる
忙しい日々の中では、「食べる元気が出ない」こともあります。
そんなときにこそ、簡単で、胃腸に負担をかけず、心がほどけるようなごはんがあるとうれしいもの。
無理せず、ちょっとした栄養を入れておく。そんな“入れやすさ”の積み重ねが、いつのまにか調子のよい日を支えてくれるかもしれません。
参考資料:今日の健康問題・食料問題に対応し、食生活の方向を示す「食生活指針」
今回はそんな梅干しと長芋とろろを使ったアレンジ納豆レシピです。
ぜひお試しください!
とろろと梅干しと大葉の納豆和え
材料(2人分) 調理時間10分
納豆(タレカラシなし)……2パック
長芋とろろ……130g
梅干し……2個
大葉……4枚
醤油……小さじ2分の1〜小さじ2
酢……小さじ1
いりごま……お好みで
作り方
1 大葉は刻み、梅干し1つは種を取り除いて叩いてペースト状にする。
2 納豆は単体で混ぜておく。
3 ボウルで1の大葉と梅干し・2の納豆・長芋とろろ・醤油・酢・いりごまを混ぜ合わせる。
4 器に盛って残りの梅干しを1つ乗せたら完成。