後部座席真ん中のシートベルトには、「赤い部分」がない!?
まず知っておきたいのは、後部座席の真ん中にあるシートベルトが、左右のシートベルトとはしくみが異なるということです。天井から出ているベルトを使い、左腰部分の差込口に大きい方の金具を差し、その後小さい金具を伸ばして右腰部分にあるバックルに差し込む三点式が一般的です。
つまり、金具は左右の2か所に差し込んで使用します。
でも、右腰部分にあるバックルにはシートベルトを外す「赤いボタン」がついていなんです! これが「外れない!」と苦戦する原因。でも大丈夫、しくみを知れば拍子抜けするほど簡単に外れますよ。
後部座席真ん中のシートベルトの正しい外し方
今回は、わが家の愛車「日産セレナ」での取り外し方をご紹介します。
手順1.赤いボタンを押してバックルをひとつ外す
まずは、赤いボタンで外せる左腰部分のバックルを取り外します。
手順2.赤いボタンのないバックルの「鍵穴」に、キーを差し込む
次に右腰部分にある、赤いボタンがないバックルをよく見ると、小さな鍵穴のような凹みがあることをご存じでしょうか。じつはこれが、ベルトの解除口です。
車のキーなど細長いものを差し込むと……。
カチッと音がして、バックルがいとも簡単に外れました。一度苦戦したことがある方は、あまりの簡単さに拍子抜けするかもしれません。
シートベルトの外し方を確認しよう
今回は車のキーを使いましたが、車種によってはバックルを差し込んで外せるタイプもあります。いざというときに焦らないよう、後部座席の真ん中のシートベルトの正しい装着方法を確認しましょう。