キッチンの換気扇を「すぐに止める」のがNGなワケ
料理中の臭いは、キッチンだけにとどまらず広範囲に広がります。リビングと空間がつながっているオープンキッチンなら、なおさらです。そのため、調理後すぐに電源をOFFにすると臭いが残る原因になります。
カーテンやラグなど布製品は、臭いも吸着しやすいため注意が必要。おいしそうな臭いも、積もり積もれば厄介な生活臭へ進化します。
生活臭を残さないためにも、換気扇は長めに運転して臭いを取りきる習慣が大事なのです。
◆「いつもキッチンがきれいな人」の特徴:あえて置かない3つのもの
換気扇はどれくらいまわせばいい?
一般的な家庭用の換気扇には、「弱」「中」「強」のモードが多いはずです。これらは風量が異なるため、臭いや蒸気の出方に合わせて使い分けましょう。
調理後の臭いを取り除く場合は、「中→弱」の切り替えがおすすめ。調理後すぐは臭いがまだしっかり残っているので、中モードで臭いを排気します。5~10分経ったら、弱モードに切り替えて運転を。
調理を終えたら15分ほど運転すると、臭い残りはある程度防げるはずです。
換気扇を上手に使って“臭い知らず”のキッチンに
繰り返しになりますが、料理が終わってすぐ換気扇を止めるのと臭い残りの原因になります。調理中はもちろん、調理を終えた後も残った臭いをしっかりと排気する習慣を。このひと手間が、臭わないキッチンにつながります。
調理後も「15分」を目安に換気扇をしっかりまわして、キッチンの空気を入れ換えましょう。