汚れが落ちない原因かも!「クリームクレンザージフ」の“3つのNGな使い方”「気を付ける…」

家のこと

2025.08.26

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。水まわりからキッチン、トイレの汚れまで、家中の掃除に使えるクリームクレンザーの「ジフ」。困った汚れにはつい頼りたくなる万能な洗剤ですが、じつはやってはいけない使い方もあるんです。そこで今回は、ついやってしまいがちな「ジフのNGな使い方」を3つご紹介します。

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NGその1.泡立てて使う

ジフは泡立てない出典:stock.adobe.com

まず気をつけたいのは、「泡立てて使う」こと。台所用中性洗剤のように、スポンジで泡立ててから使うのは間違いです。
ジフはスポンジにそのままとるか、汚れに直接塗るのが推奨されています。このとき、スポンジには水をたくさん含ませないのがポイント。スポンジは軽く湿らせた状態で、余分な水はしっかりと絞ってからつけると、ジフの研磨効果で汚れがしっかりと落ちますよ。
やさしくこすった後は、十分に水ですすげばお手入れ終了です。

NGその2.スポンジで揉み込む

スポンジを揉む込むのはNG出典:stock.adobe.com

洗剤にスポンジをつけるとき、つい揉み込んでしまいたくなりませんか? じつはこれ、ジフの場合は研磨力が落ちてしまうNGな使い方なんです。
ジフをつけてからスポンジを揉み込むと、せっかくの研磨材はスポンジ内部に入り込んで掃除効果が半減してしまいます。
スポンジを使う場合は、表面にラップを巻くとジフが染み込みにくくなるのでおすすめです。また、スポンジの代わりに丸めたラップを使うのもひとつです。

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NGその3.かたいスポンジやたわしを使う

スポンジのかたい面出典:stock.adobe.com

スポンジは材質も重要なポイント。かたいスポンジやたわしとジフを合わせれば、頑固な汚れも簡単に落ちそうな気がします。しかし、これも間違った使い方です。
ジフには天然成分「カルサイト」の研磨剤が入っており、その硬度は鉄やガラスを下まわるやわらかさです。ステンレスよりも柔らかく、家中の掃除に使えるのがジフ最大の魅力。しかし、かたいスポンジと併用すると、素材を傷つけてしまうおそれがあるんです。
ジフを使う際は、合わせて使う掃除グッズにも注意しましょう。

正しい使い方で家中をピカピカに

ジフはクリーム状の研磨剤入りクレンザーとして、とても頼れるお掃除アイテムです。「泡立てない」「スポンジに揉み込まない」「かたい道具を使わない」この3つのNGを避けることで、その効果を一層安心して引き出せますよ。ぜひ今日のお掃除から使ってみてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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