夏の疲れを和らげる。「みそ汁」に入れると腸がよろこぶ“たんぱく質・ビタミン”を含むピンクの食材

料理・グルメ

2025.09.06

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。暑さが長引くと、だるさや食欲の低下など「夏疲れ」を感じる人も多いのではないでしょうか。栄養と生活習慣の工夫で、身体をやさしく整えるヒントがあります。

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1.夏疲れはなぜ起こる?

夏疲れ出典:stock.adobe.com

夏の暑さは、睡眠の質を下げたり、自律神経のバランスを乱したりする要因になるとされています。
さらに、汗による水分やミネラルの不足、冷たい飲食の摂りすぎによる胃腸の負担も疲れにつながるとか。
こうした小さな積み重ねが「夏疲れ」として現れやすく、早めのケアが大切です。

参考資料:夏バテの原因は、自律神経の乱れ⁉自律神経を整えて健やかな秋を迎えよう

2.生活習慣でできるケア

入浴出典:stock.adobe.com

夏疲れを和らげるには、生活習慣の見直しも欠かせません。
十分な睡眠をとること、冷房の温度を適切に保つこと、軽い運動で血流を促すことが回復を助けます。
また、入浴で身体を温めることも、自律神経を整えるサポートになると考えられています。

3.食卓でできる回復サポート

里芋出典:stock.adobe.com

食事面では、消化を助ける食材や、ビタミン・ミネラルを含む食材を取り入れることがポイントです。
里芋は胃腸にやさしいとされ、たらこはたんぱく質やビタミンB群を含む食材です。
こうした組み合わせは、夏に不足しがちな栄養を補いながら、腸内ケアや美容にも役立つと考えられます。

今回は、そんな夏疲れのケアに役立つ一杯として、「里芋とたらこのみそ汁 大葉のせ」をご紹介します。
ぜひお試しください〜!

里芋とたらこのみそ汁 大葉のせ

里芋みそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
里芋(皮をむき加熱されたもの)……200g
たらこ……2〜3腹(小さめなら3腹、お好みで薄皮ごとでも可)
大葉……2〜3枚

作り方

1 鍋にだし汁と一口大に切った里芋を入れて中火にかける。

里芋

2 沸騰したら火を弱めて、薄皮から中身を取り出したたらこを入れる。(我が家ではその余った薄皮も入れてしまいます)

たらこ

3 全体に火が通り、具材が温まったら火を止め、みそを溶き入れる。

みそ

4 器に盛って刻んだ大葉をのせたら完成。

里芋みそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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