季節の変わり目の疲労回復に。「みそ汁」に入れると体が喜ぶ“抗酸化作用”のある健康食材とは

料理・グルメ

2025.09.22

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。夏から秋にかけては、気温差や紫外線の影響で疲れを感じやすい時期です。ナスの紫色に含まれる「ナスニン」は、身体のコンディションを整えるサポートになるといわれています。

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1.紫色がもたらすリフレッシュ効果

なす出典:stock.adobe.com

ナスの皮に多く含まれるナスニンは、ポリフェノールの一種です。
抗酸化作用を持ち、日常生活で生じる酸化ストレスを緩和する働きがあるとされています。
ナスニンは皮に豊富に含まれるため、皮ごと調理することがすすめられています。
紫外線や不規則な生活リズムで疲れがたまりやすい季節に、頼もしい成分といえそうです。

参考資料:なぜ皮ごと食べるといいの?なすの皮に含まれる栄養素をご紹介

2.疲労と美容をダブルでサポート

肌出典:stock.adobe.com

疲れが抜けにくいときは、なんだか肌の調子もいまいち⋯…。
ナスニンのような抗酸化成分は、酸化ダメージを抑えることで、身体だけでなく美容面にも寄り添ってくれるかもしれません
さらにナスには水分や食物繊維も含まれ、腸内ケアを通じて、すっきり感をサポートすることが期待される食材です。

3.続けやすい一杯で疲れ知らずに

食事出典:stock.adobe.com

ナスニン以外にもナスに含まれる抗酸化作用をもつβ-カロテンは、油で炒めることで吸収率が上がるとか。
焼きナスをみそ汁に取り入れれば、旬の味わいとともに栄養を自然に摂れます。
継続しやすい一杯が、疲労をためにくい毎日の積み重ねにつながりますね。

今回は、そんな疲労回復を意識した食卓にぴったりな「焼きナスと玉ねぎとなめこのみそ汁」のご紹介です。
ぜひお試しください〜!

焼きナスと玉ねぎとなめこのみそ汁

ナスみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
ナス……1本
玉ねぎ……2分の1個
なめこ……80gほど
大葉⋯2〜3枚
すりごま⋯⋯お好みで
ごま油⋯⋯大さじ1

作り方

1 鍋にごま油をひいて食べやすく切ったナスと玉ねぎを中火で炒める。

なす

2 ナスと玉ねぎがしんなりしてきたら、だし汁を加えて中火で煮る。

出汁

3 沸騰したら火を弱めてなめこを入れる。

なめこ

4 なめこに火が通ったら、火を止めてみそを溶き入れる。

みそ

5 器に盛って刻んだ大葉をのせ、すりごまをかけたらできあがり。

ナスみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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