「みそ汁」にいれると肌がよろこぶ。“ビタミンEが豊富”な旬の食材とは?【秋の美容習慣】

料理・グルメ

2025.09.29

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。秋は夏の紫外線や冷房の影響が残り、肌の乾燥やくすみが気になりやすい季節です。血流を意識した食事は、美容と健康の両方を支えてくれるでしょう。

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1.血流が滞ると美容にも影響

靴下出典:stock.adobe.com

血流が滞ると酸素や栄養が全身に届きにくくなり、冷えやだるさだけでなく、肌の透明感にも影響すると考えられています。
季節の変わり目は気温の変化で身体が冷えやすいため、血のめぐりを整えることが秋の美容の土台を守る工夫のひとつとなる可能性をもっています。

2.ビタミンEと食物繊維で秋の肌をサポート

夏出典:stock.adobe.com

血流を整える栄養素のひとつにビタミンEがあり、抗酸化作用がよく知られています。
夏に浴びた紫外線による酸化ストレスのケアにもつながるといわれ、秋の美容習慣に取り入れたい成分です。
さらに、食物繊維をとることで腸内環境が整いやすくなることが期待でき、栄養の吸収を後押ししてくれるかもしれません。

3.カボチャとこんにゃくで季節の一杯を

かぼちゃ出典:stock.adobe.com

カボチャはビタミンEが豊富で、秋の美容を支える食材のひとつ。
こんにゃくは食物繊維はもちろん肌のうるおい成分のひとつであるセラミドの元になるこんにゃくセラミドを含み、腸内環境と肌のサポートに役立つとか。
温かいみそ汁に仕立てれば、季節の変わり目にやさしく寄り添う一品となるでしょう。

参考資料:冷えない体に 冷えと血行

今回は、秋の美容と健康を一緒にケアできる「カボチャとこんにゃくのみそ汁」のご紹介です。
ぜひお試しください〜!

カボチャとこんにゃくのみそ汁

かぼちゃみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
カボチャ……150g
こんにゃく(下処理済み、アク抜き不要)……110g
なめこ⋯⋯70g
小ねぎ(小口切り)⋯⋯お好みで
すりごま……お好みで

作り方

1 カボチャは種とわたをとり、ラップをして電子レンジ600Wで3分(500Wで3分30秒ほど)加熱する。

2 鍋にだし汁と食べやすく切った1のカボチャを入れて中火にかける。

かぼちゃ

3 沸騰したら火を弱めて、一口大に切ったこんにゃくとなめこを入れる。

こんにゃくとなめこ

4 全体が温まって馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

みそ

5 器に盛って小ねぎをのせ、すりごまをかけたらできあがり。

かぼちゃみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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