洗濯機からカビ臭が…。「洗濯槽」にカビが生える原因「はやく知りたかった」「ダメだなんて聞いてない」

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2025.09.29

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使う洗濯機。しかし、ちょっとしたクセや習慣が、知らず知らずのうちに洗濯槽のカビを招いていることがあるんです。ここでは、洗濯槽にカビが生える「3つのNG行為」をご紹介します。

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NGその1.洗濯槽を洗濯カゴ代わりに使う

洗濯機に汚れた衣類を入れるのはNG出典:stock.adobe.com

脱いだ服をそのまま洗濯機の中に放り込んでいませんか? 1日着用した衣類は、汗や皮脂などで汚れている状態。こういった洗濯前の衣類を入れっぱなしにすると、洗濯槽内に湿気がこもって雑菌が一気に繁殖します。
洗濯機は衣類を洗うものであり、洗濯カゴではありません。洗う前に洗濯物は、きちんと洗濯カゴに入れて、洗う直前に投入しましょう。

NGその2.洗剤を多めに使う

洗剤の適量を守らないのはNG出典:stock.adobe.com

汚れがひどいと、洗剤を多めに入れたくなるかもしれません。しかし、これは逆効果。洗剤を入れすぎると溶け残りやすく、洗濯槽やパッキンに付着してカビの栄養になってしまうおそれがあります。
大切なのは、適量を守ること。洗剤のパッケージや洗濯機の表示に従い、使用量を守りましょう。

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NGその3.ふたを閉めっぱなしにする

ふたを閉めっぱなしにするのはNG出典:stock.adobe.com

洗濯が終わったあと、そのままふたを閉めてしまう行動も要注意。洗濯槽にカビが増える大きな要因です。濡れたままの槽内を密閉すると、蒸れた空気がこもってカビが繁殖しやすくなります。
洗濯が終わったら、ふたを開けて風を通すのが習慣にできると理想的。十分に乾燥するまで開けておきましょう。ドラム式なら乾燥モードや槽乾燥機能を使うのもおすすめです。ほんのひと手間で、いやなカビ臭とはサヨナラできます。

習慣を見直してカビを防止

洗濯槽のカビは、特別な掃除よりも日々のちょっとした習慣で防げます。ぜひ、洗濯機の使い方や普段の行動を見直してみてください。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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