掃除する前に汚れを確認
※写真右側の丸い物体は、撮影時のカメラの映り込みです、すみません……。
窓枠のゴムパッキンの掃除は後でいいや……と放置しているとこうなります。所々黒カビが発生、下部分には汚れが蓄積し、元から黒かったのではないかと錯覚するほど。
【用意するもの】
・ゴム手袋
・マスク
・サランラップ
・マスキングテープ
・カビキラー(ゴムパッキン用)
・中性洗剤
・雑巾orショップタオル
・水
【1】水で軽く拭く
掃除機で吸ってみたところビクともしなかったので、水に濡らしたショップタオルでなぞるように拭いてみると、盛り上がった汚れを取ることができました。
水で拭いただけではどうしても落ちない汚れ「黒カビ」が出現。
【2】マスキングテープで土手作り
今回使用するのはゴムパッキン用のカビキラー。こちらはジェルタイプになっていて液垂れしにくいのが高ポイント。
【注意点】
・ゴム手袋着用必須。
・換気をしっかり行う。
・必ず単独で使用し、酸性タイプの製品や食酢、アルコール、アンモニア等と混ぜないでください。有害なガスが発生して危険です。
しかし残念ながら垂れにくいとはいえ、その場に留まるほどの粘着力はありません。そこで、液垂れ防止としてマスキングテープもしくは養生テープなどで土手を作ります。カビキラーが余計な部分に付着するのも防げるので一石二鳥。
【3】ジェルを塗り込む
土手ができたらそこにカビキラーを塗り込みます。はみ出さないように慎重に行いましょう。
【4】ラップで覆う
流し込んだ上からラップで覆えば液剤の蒸発を防げます。15~30分程度そのまま放置。
横も同様に行います。
【5】塩素成分をしっかり落とす
時間が経過したら、ラップとマスキングテープを外し、使い捨て布でカビを拭き取ります。塩素成分が残ると劣化や再カビの原因になるので、水でしっかり洗い流して最後に乾拭きをしましょう。
【注意点】
・アルコールを含むウェットティッシュで拭くのは絶対に避けてください。
・作業後は必ず手を洗い、その後、顔や目も洗ってください。
まとめ
完全に落とせた! とはいきませんが、このように限りなく薄くすることができました。ゴムパッキンの奥に入り込んだカビは色素沈着するので「薄くする」意識で。
ゴムパッキンに根を張った黒カビは厄介ですが、正しい方法で掃除すればこのように落とせるんですね。最後にしっかり乾燥させておけば、再発予防にも効果的。窓まわりが清潔になると家も気分も明るくなりますし、奥さんの小言からも解放されるので一石二鳥です。ではまた!