NGその1.調味酢
最近は、1本で味が決まる、だしや砂糖が入っている「調味酢」のラインアップが充実していますよね。あれこれ入れなくても1本で味付けできる便利さが魅力です。
しかし、糖分や塩分を加えた調理酢は、穀物酢や米酢と同じように常温保存してはいけません。温度変化の激しいコンロ横に置くと劣化がすすみます。開封後は必ず冷蔵保管してください。
ただし開封後も常温保管できるものがあるなど、酢は商品によって正しい保存方法が異なりますので、必ずボトルに記載の保管方法をチェックしましょう。
NGその2.塩
塩を使おうとしたら、瓶の中で固まって出てこない。そんな経験ありませんか? それは、温度変化によって湿気を吸ってしまうことが原因です。コンロのそばは調理中の蒸気が集まりやすく、時間がたつと塩が固まりやすくなります。
塩は臭いも移る可能性があるので、密閉容器に入れて温度変化の少ない場所で保管しましょう。
NGその3.味噌
味噌は、生きている発酵食品。高温の場所に置くと、発酵が進みすぎて色が濃くなったり、香りが強くなりすぎたりします。
「涼しい季節だから……」と安心してはいけません。冬の暖房が効いた部屋では、コンロを使っていないときでも劣化するリスクが高いです。
味噌の正しい保存場所は、冷暗所または冷蔵庫。だし入りや減塩タイプは劣化しやすいので、冷蔵庫での保管がおすすめです。
NGその4.顆粒・粉末だし
顆粒だしや粉末のだしも、コンロ近くに置くと香りが抜けやすくなる調味料のひとつです。湿気を吸って固まりやすいため、いざ使いたい時にサラッと出てこないなんてことも……。だしの風味を保つコツは、乾燥した場所に密閉して保管すること。開封後は輪ゴムで留めるだけでなく、できればチャック付き袋や容器に移しましょう。
コンロ横の調味料を見直そう
コンロまわりは、調味料を置くには便利ですが、じつは劣化しやすい落とし穴があります。
調味料をコンロまわりに集めている方は、ぜひこの機会に正しい方法で保管できているか見直してみましょう。
 
                         
                            



 
                                         
                                         
                                         
                                         
                         
                         
                         
                         
                        