1.光老化は「見えない紫外線」が積み重ねるダメージ
肌の老化は、紫外線などによる「光老化」の影響が大きいとされています。
特にUV-Aは冬でも地表に到達しやすく、ガラスを通して真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンを分解するとか。
その結果、ハリや弾力を失い、たるみやシワなどにつながってしまうことも⋯…。
冬は紫外線量が減るため油断しがちですが、日常生活の“ながら紫外線”も肌への蓄積ダメージにつながります。
洗濯物を干すときや電車や車の移動中などでも意識してUVケアを続けましょう。
2.食べて防ぐ、光老化ケアのビタミンACE(エース)
光老化を防ぐためには、紫外線による酸化ストレスを抑える抗酸化栄養素が欠かせません。
ビタミンCはメラニンの生成を抑え、ビタミンEは酸化を防ぐ働きをもっています。
さらに、βカロテンは体内で必要な分ビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の修復を助けます。
一年を通してビタミンACEを取り入れた食習慣を整えていくとよいでしょう。
3.海の恵みと旬野菜で“うるおうみそ汁”を
内側から光老化を防ぐには、毎日の食卓で続けられる工夫が大切です。
今回は、海藻と発酵食品を組み合わせた「白菜とアカモクのみそ汁」。
アカモクに含まれる食物繊維、白菜のビタミンCと食物繊維が腸内環境を整えます。
寒い季節こそ、身体を温めながら肌を守る“スープ美容”を習慣にしてみてください。
光老化に負けない、しなやかなツヤ肌を育てていきましょう。
白菜とアカモクのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
白菜……100g
アカモク……35g
作り方
1 鍋にだし汁と食べやすく切った白菜を入れて中火にかける。

2 沸騰したら火を弱めて、アカモクを入れる。

3 全体がなじんだら火を止めてみそを溶き入れる。
4 器に盛ったらできあがり。




