「みそ汁」にいれると肌がよろこぶ。“食物繊維がたっぷりな海藻”とは?「光老化に負けない肌に」

料理・グルメ

2025.11.14

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。紫外線による「光老化」は、シミやシワ、たるみの原因の約8割を占めるとされています。冬でもUV-Aは地表に届きやすく、肌の奥で少しずつダメージを蓄積。食からできる“守る力”で、春に差がつく肌を育てましょう。

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1.光老化は「見えない紫外線」が積み重ねるダメージ

紫外線出典:stock.adobe.com

肌の老化は、紫外線などによる「光老化」の影響が大きいとされています。
特にUV-Aは冬でも地表に到達しやすく、ガラスを通して真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンを分解するとか。
その結果、ハリや弾力を失い、たるみやシワなどにつながってしまうことも⋯…。
冬は紫外線量が減るため油断しがちですが、日常生活の“ながら紫外線”も肌への蓄積ダメージにつながります。
洗濯物を干すときや電車や車の移動中などでも意識してUVケアを続けましょう。

2.食べて防ぐ、光老化ケアのビタミンACE(エース)

野菜出典:stock.adobe.com

光老化を防ぐためには、紫外線による酸化ストレスを抑える抗酸化栄養素が欠かせません。
ビタミンCはメラニンの生成を抑え、ビタミンEは酸化を防ぐ働きをもっています。
さらに、βカロテンは体内で必要な分ビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の修復を助けます。
一年を通してビタミンACEを取り入れた食習慣を整えていくとよいでしょう。

3.海の恵みと旬野菜で“うるおうみそ汁”を

アカモク出典:stock.adobe.com

内側から光老化を防ぐには、毎日の食卓で続けられる工夫が大切です。
今回は、海藻と発酵食品を組み合わせた「白菜とアカモクのみそ汁」。
アカモクに含まれる食物繊維、白菜のビタミンCと食物繊維が腸内環境を整えます。
寒い季節こそ、身体を温めながら肌を守る“スープ美容”を習慣にしてみてください。
光老化に負けない、しなやかなツヤ肌を育てていきましょう。

白菜とアカモクのみそ汁

白菜のみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
白菜……100g
アカモク……35g

作り方

1 鍋にだし汁と食べやすく切った白菜を入れて中火にかける。

白菜

2 沸騰したら火を弱めて、アカモクを入れる。

アカモク

3 全体がなじんだら火を止めてみそを溶き入れる。

4 器に盛ったらできあがり。

白菜のみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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