理想の暮らしを“言葉”にすると片付く?整理収納のプロが教える“6つのマイルールづくり”

家のこと

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2025.11.14

片付けは後始末、後片付けではなく、未来の暮らしの土台を作るもの。より自分らしい、理想の暮らしを送るためには、暮らしのマイルールづくりが大切です。暮らしを、空間をデザインしていく意識をもって、片付けに取り組むことで、片付けはよりクリエイティブで、前向きなエネルギーを放つ行為になります。是非、あなたも暮らしのマイルールをつくってみませんか?

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1. 理想の暮らしを“言葉”にする

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まずは「どんな暮らしが理想か」を具体的に言語化します。

  • 朝、スムーズに支度ができる家
  • 帰宅してホッと落ち着ける空間
  • 家族が自然と片付けたくなる家

理想の暮らしが明確になると、モノの持ち方・収納の仕組みが自然と導かれていきます。「理想の暮らしに必要なモノか?」「理想の暮らしにその時間は必要なのか?」と、理想の暮らしにフォーカスして、モノと向き合っていきましょう。

2. 自分(家族)の“行動動線”を観察する

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整理収納の基本は「使う場所に使うモノを置く」こと。
家に住む人の毎日の動きを観察し、動線に合わせて収納を考えましょう。

  • 郵便物は玄関近くで仕分け → 「玄関ポストゾーン」
  • 子どものランドセル置き場 → リビング横の指定棚
  • よく使う掃除道具 → 使う部屋の近くに

行動動線に沿った収納なら、片付けやすい仕組みが作れます。

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3. モノの“定位置”を決める

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日々の小さなストレスは、「探す」「迷う」「出しっぱなし」から派生していきます。そうならないためにも、モノの住所を決めます。

  • よく使うモノは“1アクション”で取り出せる位置
  • ラベルをつけて家族全員がわかるようにする
  • 使用頻度に応じて収納の高さを調整する(上=年1回、下=毎日)

モノの定位置が定着すると、暮らしのストレスが減り、お家時間を穏やかに過ごせるようになります。

4.持ち物の“基準”をつくる

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マイルールの核になるのが「持ち方の基準」です。

  • 1年使わなかった服は手放す
  • 同じ用途のモノは1種類だけ
  • 思い出品は“1箱”に収まるだけ

このように基準を明確にしておくと、迷いが減り、スッキリを維持できるようになります。モノと真摯に向き合っていくうちに、「これでいい」ではなく「これがいい」という基準も明確になっていきます。その変化を楽しんで、基準をつくっていってください。

5. “戻す仕組み”をつくる

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片付けやすさは「しまう仕組み」で決まります。家族も自然と参加できる工夫をすることで、一人で頑張らなくてもいい仕組みを作ることができます。

  • カゴ収納で“ポンと入れる”だけ
  • ラベルは文字+イラストで子どももわかる
  • 1日1回“リセットタイム”を設定する(例:寝る前5分)

日々の暮らしで自然と戻すことで、暮らしはより豊かになっていきます。

6. 定期的に“見直す”

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暮らしは変化していくもの。季節や家族の成長に合わせてマイルールもアップデートしていきましょう。

  • 季節ごとに持ち物の棚卸し
  • ライフステージの変化に合わせてゾーニングを見直す
  • 「今の暮らし」に合っているかを定期的にチェック

マイルールは“暮らしの軸”。一度決めておくことで、迷いが減り、家事や片付けのストレスも減っていきます。マイルールの変化も楽しみながら、暮らしを整えることを、あきらめずに、楽しみながら取り組んでください。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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