1.よい睡眠は「起きた瞬間」から始まる
快適な睡眠づくりは、実は朝の行動から始まります。
起床後に太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜に自然と眠くなるリズムが整いやすくなります。
冬は朝の光が弱く、明るさを感じにくいため、室内灯を早めにつけたり、カーテンを開けて光を取り入れる工夫が大切です。
身体がしっかりと目覚めることで日中の活動効率が高まり、夜の深い眠りにもつながるでしょう。
2.冬は体内時計がズレやすい季節
日照時間が短い冬は、その変化から体内時計に影響を与える可能性が指摘されています。
寒さで運動量が減ったり、年末のイベントで生活が不規則になりやすいことも、睡眠リズムの乱れにつながる要因です。
本来、眠る前には体温がゆるやかに下がることが理想ですが、冷えが強いと体温リズムが乱れ、寝つきの悪さや途中覚醒の原因になる可能性もあります。
冬は「身体を冷やさないこと」が、質のよい眠りを守る重要なポイントです。
3.夜は“温めみそ汁”で眠りモードへ
夜の腸を整える一杯としておすすめなのが、さつまいもと大根を使った豆乳みそ汁です。
さつまいもの自然な甘みと食物繊維、大根に含まれる消化酵素、豆乳を加えることでまろやかなコクが生まれ、身体の内側からじんわりと温まります。
温かい汁物で身体がほっと緩むとリラックスしやすく、眠りに入りやすく感じることもあります。
毎日の小さな習慣の積み重ねで、体内時計をスムーズに整えることが、質のよい睡眠への第一歩です。
参考資料:寒さと睡眠
さつまいもと大根のピリ辛豆乳みそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……300〜400mL
みそ……15〜20g
さつまいも⋯⋯100g
大根……100g
無調整豆乳⋯⋯100mL
小ねぎ(小口切り)⋯⋯お好みで
すりごま⋯⋯お好みで
ごま油⋯⋯お好みで
ラー油⋯⋯お好みで
作り方
1 鍋にだし汁と食べやすく切ったさつまいもと大根を入れて中火にかける。

2 沸騰したら火を弱めて煮る。
3 具材に串が通ったら火を止めて、無調整豆乳を加え、みそを溶き入れる。

4 器に盛って小ねぎ、すりごま、ごま油、ラー油をかけたらできあがり。




