冬に“エアコンを使う前”にやるべき3つのこと「知らなかった…!」「寒い季節に困りたくない」

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2025.12.10

寒さがぐんと増してきて、暖房が欠かせない季節になりましたね。冬にエアコンを使う際、安全に使用するためには事前にやっておいたほうがよいことがいくつかあるそうです。今回は、エアコンの試運転の方法や確認ポイントについてご紹介します。

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暖房の使い始めは必ず試運転をしよう

暖房の使い始めの時期は、前もってエアコンの試運転をしておくことが大切です。早めに試運転をしておけば、万が一修理や買い換えが必要になった場合でも余裕をもって対処できます。冬本番にそなえて、故障や動作不良などの問題を早めに解決しておきましょう。今回は、冬にエアコンを使用する前にやるべきことについてご紹介します。

冬にエアコンを使う前にやるべきこと

1. 最高温度に設定して10分程度運転する

エアコン出典:stock.adobe.com

冬に暖房を使う前は、エアコンを最高温度(31〜32℃程度。機種により異なる)に設定のうえ、約10分ほど試運転を行いましょう。詳細はお使いのエアコンの取扱説明書やメーカー公式サイトで確認してください。

暖房を連続稼働させる際は、室内より高い温度に設定する必要があります。最高温度に設定して一定の時間稼働させることで、温風が出ない・異音がするなどのトラブルが現れやすく、早い段階で異常に気づけます。

※最高温度の設定はメーカーごとに異なります。

2. 温風がきちんと出ているか確認する

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暖房の試運転では、温風がしっかり出ているかを事前に必ず確認しましょう。しばらく稼働しても生ぬるい風しか出ない場合は、内部の汚れや不具合が原因の可能性があります。

また、運転ランプが点滅している場合は、センサーの異常や部品の故障が起きている可能性があります。そのまま使うと故障が悪化したり、安全面にも影響したりする恐れがあるため、異常に気づいたら早めにメーカーや専門業者へ相談しましょう。

3. 異臭や異音がしないか確認する

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エアフィルターの目詰まりや熱交換器の汚れが多いと空気の通りが悪くなり、異臭や異音の原因になる場合があります。そのまま使い続けると暖房効率が下がるだけでなく、故障を招くこともあるため注意が必要です。

試運転の段階で異臭や異音が生じた場合、まずはフィルター掃除を行いましょう。それでも改善しない場合は、専門業者への相談をおすすめします。

注意点

※エアコンの最高設定温度や運転ランプの点滅の意味、エラーコードの表示は機種ごとに異なります。誤った操作は安全性の低下や故障の原因になることがあるため、必ず事前に取扱説明書やメーカー公式サイトなどで操作方法の確認をしてください。
※フィルターの清掃は家庭で行うことができますが、熱交換器の洗浄や内部構造の分解などの作業は、メーカー保証や安全性の観点から専門業者への依頼が必須です。異常が疑われる場合は無理に使用を続けず、速やかに販売店またはメーカー窓口へ相談してください。

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