サインその1.フワフワした汚れが浮いてくる
追い焚き後やお湯張りをした直後に、白っぽい汚れが浮いてきたら要注意。
皮脂汚れを主成分とした「バイオフィルム」と呼ばれる汚れが、配管内からはがれて出てきている可能性があります。ときには、黒いススのような汚れが出る場合もあります。
放置すると雑菌が増える原因になりますので、配管洗浄剤で一度しっかりお手入れしましょう。
サインその2.お湯が臭う
「浴槽がなんだか生臭い……」と感じるときの原因のひとつに、配管内で雑菌が増えている可能性があります。特に、浴槽の使用頻度が多い時期は臭いが出やすいため、違和感を覚えたら早めに配管洗浄剤でお手入れしておくと安心です。
お湯から不快な臭いがする場合は、「配管が汚れているかも」と疑いましょう。
サインその3.お湯の色が濁っている
普通なら透明なお湯が、白っぽく濁ったりうっすら黄色っぽく見えたりする……。こういったお湯の変色も、配管内の汚れやサビが水に混ざることで起こる場合があります。「今日はお湯の色が変だな」と感じたら、配管が汚れているサインかもしれません。そのままにすると臭いやヌメリにつながるので、早めに対処すると安心です。
サインその4.お湯にぬめりを感じる
配管の汚れがお湯に混ざると皮脂や石けんカスと合わさり、ぬめりが生じることがあります。雑菌がふくまれたお湯に浸かるのは衛生的とは言えません。
入浴剤をよく使うご家庭では成分が残りやすくお湯がぬめりやすいため、意識的に配管もしっかりとケアしましょう。
配管が汚れているとお湯にも雑菌が…
お風呂の配管は目に見えない場所だからこそ、汚れに気づきにくい場所です。しかし、配管の汚れを放置すると雑菌が増えた状態のお湯に浸かることになり、いい気持ちはしませんよね。
今回紹介したサインがひとつでも思い当たるなら、早めに配管掃除を行いましょう。




