「みそ汁」に入れると腸がよろこぶ。食物繊維とカリウムがたっぷりな冬の食材とは?「むくみ対策にも」

料理・グルメ

2025.12.16

空気が乾燥して、体が冷えやすくなる冬。そんな季節にうれしいのが、自然なとろみで体を温めてくれる里芋のみそ汁です。里芋のやわらかな甘みとほっと落ち着くとろみは、食欲が落ちがちな時や疲れがたまった日にぴったり。白菜やしめじを加えることで、具だくさんで満足感のある一杯になりますよ。

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冬にうれしい里芋の効能

里芋出典:stock.adobe.com

やさしいとろみとほっこりした甘みが特徴の里芋は、実は冬こそ積極的に取り入れたい食材。気温が下がって胃腸が弱りやすい時期や、体が重だるく感じやすい季節にうれしい栄養がしっかり詰まっています。

 1 胃腸にやさしい“とろみ”

里芋のねばり成分には、ガラクタンやマンナンなどの水溶性食物繊維が含まれます。
この自然なとろみはのどを通りやすくし、食物繊維として腸内環境を整える働きも期待できます。

 2 むくみやだるさに役立つ「カリウム」

里芋は根菜の中でもカリウムを比較的多く含む食材です。
カリウムは体内の水分バランスを整える働きがあり、冷えや運動不足で体が重く感じやすい季節のむくみ対策にも役立ちます。

 3 食べてポカポカ。満足感も

加熱した里芋はほっこり柔らかく、自然な甘みが引き立ちます。
とろみが料理に深みを与え、寒い日の温かい汁ものとしてぴったりです。

里芋のみそ汁 (調理時間:10分)

里芋のみそ汁

材料(2〜3杯分)

・里芋……小2〜3個(半月切り)
・しめじ……3分の1パック(手でほぐす)
・白菜……1枚(ざく切り)

・水またはダシ汁……2カップ(400ml)
・みそ……大さじ1と2分の1〜2

作り方

1. 下準備
里芋は皮をむき半月切り、しめじは手でほぐし、白菜はざく切りにする。

下準備

2. 煮る
鍋に水(またはだし汁)としめじを入れて火にかけ、沸いたら里芋と白菜も入れ、中火で5分ほど煮る。

煮る

3. 仕上げ
火を止めてからみそを溶き入れ、器に盛る。

できあがり

とろみのある里芋が、寒い日の体をやさしく温めてくれるみそ汁。ぜひお試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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