今年を“最高の1年”にする。「幸福度が高い人」が“年のはじまり”にする5つの習慣

カルチャー

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2026.01.01

「今年こそ、もっと自分らしく過ごしたい」。そんな気持ちがふと湧いてくる、新しい年のはじまり。でも、やることリストばかりが増えて、気づけば自分のことは後回しになってしまいがち……。今年は少し立ち止まって、“自分をご機嫌にすること”に目を向けてみませんか? 心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんに「幸福度が高い人が年初にしている習慣」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学、脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)/最新刊『私は私を幸せにできる』(KADOKAWA)がある。

今年を“最高の1年”に!幸福度が高い人が年初にしている「5つの習慣」

若い頃は「今年はあれもこれも頑張らなきゃ!」と意気込んでいたけれど、年齢を重ねるうちに少しずつ、幸せの基準が変わってきたことを感じている人はいませんか?
「もっと成果を出す」ことよりも、「心穏やかに、笑顔で過ごす」こと。今回は、そんな“大人の幸福度”を大切にする人たちが、年の初めに実践している「5つの習慣」をご紹介します。

1.心の棚卸し:「〜すべき」を手放してみる

幸福度が高い人が、新しい目標を立てる前に必ず行うのが「手放すこと」の確認です。知らず知らずのうちに背負ってきた「妻だから」「母だから」「先輩だから」といった重荷。今こそ、それらを少しずつ下ろしましょう。

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ノートを開き、今の自分にとって「本当はもう必要ない我慢」や「気が乗らない付き合い」を書き出してみましょう。たとえば、「完璧な家事」を手放してほどほどにする、「気を遣うだけのランチ会」をやめてみるなどです。心に空白ができてはじめて、新しい幸せが入ってきます。「今年はこれをやらない」と決めることは、新しい自分を迎えるための、最高の準備運動になります。

2.新年のテーマ設定:目標ではなく「漢字一文字」を決める

「今年は5キロ痩せる」「資格を取る」など具体的な目標は、達成できなかったときに自分を責める原因になりがちです。一方、幸福度が高い人は、もっと柔軟に、心の羅針盤となるような「テーマ」を年初に決めています。おすすめは、「今年の自分を表す漢字一文字(またはキーワード)」を決めることです。

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たとえば、

  • 「緩」…… 頑張り過ぎず、緩急をつけて過ごす一年にする。
  • 「彩」…… 服装や食卓に色を取り入れて、日常を楽しむ。
  • 「整」…… 心も体も住まいも、心地よく整える。

迷ったとき、疲れたときにその一文字を思い出すだけで、ふっと自分軸に戻れる。そんなお守りのような言葉をひとつ、年のはじまりに胸に抱いてみてください。

3.五感を満たす:「肌に触れるもの」を新調する

「運気」や「幸福感」は、実は“肌触りなどの感覚”から入ってくると言われています。 特に、毎日使う日用品の中でも、肌に直接触れるものを新年のタイミングで新しくすることは、自尊心を高めるのに即効性があります。

タオルを持つ女性出典:stock.adobe.com

たとえば、

  • 下着:誰に見せるわけでもないけれど、新しい下着は背筋をピンと伸ばしてくれます。
  • タオル:ごわごわのタオルから、ふかふかのタオルへ。顔をうずめた瞬間の幸福感は想像以上です。
  • お箸:毎日口に運ぶものだからこそ、上質なものを選ぶのがおすすめです。

高価なものである必要はありません。触れるたびに「気持ちいい」、目に入るたびに「きれい、かわいい」と肌と心が喜ぶ。そんな感覚が、毎日の暮らしの幸福度を底上げしてくれます。

4.未来の予約:「自分を喜ばせる予定」を先に書き込む

新しい手帳やカレンダーを開いたとき、最初に何を書き込みますか? 家族の予定、仕事の締め切り、通院日……。つい「やるべきこと」で埋めてしまいがちです。しかし幸福度が高い人は、まず「自分のための楽しみ」を最優先にして予定を押さえておきます。

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たとえば、

  • 気になっていた美術館の展示に行く日
  • ひとりでゆっくりカフェに行く日
  • 会いたい友人に連絡する日

3ヶ月先、半年先でも構いません。「この日は私のために使う」と、先に予定を決めてしまいましょう。楽しみな予定という“未来の光”があるだけで、何気ない日常も、頑張れる気がしてきませんか?

5.良い習慣の種まき:「小さなやりたいことリスト」を作る

大きな夢を持つ必要はありません。「できたらいいな」と思う、ささやかなことを10個ほど書き出してみましょう。このときのポイントは、「ワクワクするかどうか」だけです。

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たとえば、

  • 一度食べてみたかったお取り寄せスイーツを頼んでみる。
  • 近所にできた新しいパン屋さんに行ってみる。
  • 昔好きだった映画を、もう一度ゆっくり観てみる。

幸福度が高い人は、日常の中に「小さな達成感」と「喜び」を見つける達人です。このリストは、退屈になりがちな毎日に新鮮な風を吹き込む“幸せの種”。見返すたびに、心がふわっと温かくなるはずです。

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今年は、あなたのための1年に

年齢を重ねてからの1年は、若い頃の1年よりも、ずっと濃密で、味わい深いものです。これまで誰かのために走り続けてきたのなら、今年は少しだけ歩調をゆるめて、「自分をご機嫌にすること」に手間をかけてあげてください。

まずは今日、新しいタオルをおろしたり、手帳に「自分のための日」を書き込んだりすることから始めてみませんか? あなたにとって、今年が笑顔あふれる「最高の1年」になりますように。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

教えてくれた人

田中よしこ

田中よしこ

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。

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