くすんだ色が明るく蘇る!年末に洗ってあげたい“ぬいぐるみの洗濯術”「実は洗える」「意外と簡単」

家のこと

2025.12.30

洗濯研究家の平島利恵です。年末になると、「今年もありがとう」と声をかけたくなるものはありませんか。そのひとつが毎日そばにいる、ぬいぐるみです。一緒に出掛けたり、眠ったり。いつも近くにある存在だからこそ、年末は一年の汚れをリセットするタイミング。ぬいぐるみは、実は洗えるものが意外と多いんです。その洗い方をご紹介します。

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毎日触れるものほど、汚れはたまりやすい

ぬいぐるみは、皮脂や手垢、ホコリが蓄積しやすいアイテムです。
毎日一緒にいると気づきにくいですが、よく見ると「なんだか色がくすんでる?」と感じたことはありませんか。

洗ってみて分かった、ぬいぐるみの汚れ

ぬいぐるみのつけ置き

今回は、白いぬいぐるみをつけ置き洗いしてみました。
見た目は「少しくすんでいるかな?」という程度。

ところが、洗剤を溶かしたぬるま湯につけると、水の色がどんどん変化しました。
これは、長い時間をかけてたまった皮脂や手垢などの汚れが溶け出したサインです。

ぬいぐるみビフォー・アフター

「こんなに汚れていたとは思わなかった」と感じる方が多いポイントです。

年末はぬいぐるみをリセット洗いしよう!

年末は、1年分の汚れを区切る時期。
ぬいぐるみも同じで、洗ってリセットすることで、気持ちよく新年を迎えられます。

洗う前に確認したいのは、次の2点です。
・電池や音の出る部品が入っていないか
・接着パーツが多くないか

問題なければ、洗えるケースがほとんどです。

くすみが気になるときは「つけ置き」が効果的

つけ置き洗いが効果的

アルカリ性粉末洗剤を溶かしたぬるま湯で、30分〜1時間ほどつけ置き。
その後は洗濯ネットに入れ、弱水流コースでやさしく洗います。

洗濯ネットに入れて優しく洗う

脱水は短時間にし、形を整えてから陰干しを。
中までしっかり乾かすことで、清潔さが長持ちします。

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「洗える」と知るだけで、手放さなくていい

洗えると知れば手放さなくていい

ぬいぐるみは、汚れたら捨てるものではありません。
洗えると知るだけで、付き合い方が変わります。

年末に一度、ぬいぐるみを整える。
それだけで、触れたときの安心感も、気持ちもすっと軽くなりますよ。

▼実際の洗い方や汚れの様子は、動画でもご紹介しています


▼洗濯機に入らない大きなぬいぐるみの洗い方

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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