冬にうれしいカブの“丸ごと仕事”
白い根は“甘旨い”
カブの白い部分は、実は“根”。冬は低温にさらされることで、その根に甘味と旨味がぎゅっと蓄えられます。寒さをしのぐためにデンプンを糖に変えていくのも、その美味しさの理由です。
さらに、この白い根には“食物繊維”も含まれており、腸の動きを助けたり、余分なものを外へ出すサポートにも。
葉と茎は“ビタミンとミネラル”
葉と茎は土の上で日光を浴び、ビタミン類やカルシウムなどの栄養を育てます。ビタミンCを豊富に含み、カルシウムは筋肉や神経の働きをサポートします。
根と葉で役割が違い、どちらも冬の体にやさしい働きがあります。それぞれ異なる栄養を含み、丸ごと食べることで冬の食卓に彩りを添えます。
丸ごと食べる「3つのメリット」
1 栄養
根は消化にやさしく、葉と茎は冬に欲しいビタミンCやカルシウムなどを含みます。
2 食味
根はとろっと、茎はシャキッ、葉はほろ苦さ。食感の差がリズムを作ります。
3 フードロス
丸ごと使えるからロスが少なく、ひとつ買えば冬の料理が一歩ラクに。
丸ごとカブのみそ汁(調理時間:8分)

材料(2人分)
・葉付きのカブ……1個
・しめじ……4分の1パック
・みそ……大さじ1と2分の1〜2
・水(もしくは出し汁)……400ml
作り方
1. 材料カット
しめじを手でちぎり、カブの根は5mm幅のくし切り、茎は小口切り、葉は細かく刻んでおく。

2. 煮る
鍋に水としめじを入れ、火をかける。沸いたら中火で3分ほど煮て、カブの根を入れる。1分ほど煮たら葉や茎を入れ、さっと一煮立ちさせる。

3. 仕上げる
火を止め、みそを溶かして器に盛る。

シャキシャキの食感が薬味代わりに
カブは火が入りやすいので、長く煮過ぎないのがポイント。葉や茎のシャキシャキの食感が、爽やかな薬味代わりになります。
カブの風味と栄養が丸ごと食べられるおみそ汁。まだまだ寒いこの時期に、ぜひお試しください。

