知らなかった。タイヤに刻まれた“4桁の数字”の意味「見た目が新品でも劣化しているかも」

カルチャー

2026.02.13

積雪があり、スタッドレスタイヤを慌てて調べ始めた方も多いのではないでしょうか。とくに中古タイヤを検討している場合、何を基準に選べば安全なのかわからず、不安になるという声もよく耳にします。そこで今回は、自動車販売会社の株式会社ホンダベルノ市川の方に「スタッドレスタイヤを選ぶポイント」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……株式会社ホンダベルノ市川

「1台でも多くの安心、安全を」を理念に掲げるホンダカーズ市川。千葉県内11店舗のネットワークでお客様のカーライフをサポートしている。

タイヤにも“若さ”がある!劣化を見極めるポイントとは

安全に走行するためには、タイヤの状態を正しく知ることが欠かせません。しかし、どのように見極めればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

株式会社ホンダベルノ市川によると、タイヤにとって”若い”というのは重要なポイントになるそうです。タイヤが若くなく、経年劣化が見られる場合、次のようなリスクが高まると言います。

  • 路面をつかむ力が弱くなる。
  • ブレーキ距離が伸びる。
  • 雨天時に滑りやすくなる。
  • 段差で跳ねやすく、乗り心地も悪化する。

タイヤ出典:stock.adobe.com

株式会社ホンダベルノ市川「タイヤはゴムでできているため、経年劣化して硬くなり、性能が大きく低下してしまいます。お店で”新品”で販売されていても、製造年月が古いものは硬化が進んでいるため、本来の性能を十分に発揮できないことがあります。タイヤが硬くなると、上記のような安全性の低下につながる現象が起こることが考えられるため、注意が必要です。」

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中古タイヤ購入の前に知っておきたい「5つのチェックポイント」

タイヤを購入する際、選択肢として中古タイヤを検討することもあると思いますが、購入前にチェックするべきポイントがいくつかあるとのこと。

株式会社ホンダベルノ市川が推奨する「中古タイヤを選ぶ際の5つのチェックポイント」は以下のとおりです。1から順に優先順位が高いため、上から順に確認していくのがおすすめです。

チェック項目出典:stock.adobe.com

1.製造年(DOT):最重要ポイント
2.ひび割れ:サイド・溝の奥にないかどうか

3.用途に合った銘柄:夏/冬/オールシーズンを選べているか

4.保管状態:屋内・直射日光なし

5.弾力チェック:あくまで補助ポイント

株式会社ホンダベルノ市川「中古タイヤを購入する際に勘違いされる方もいらっしゃるのですが、タイヤはゴムなので、輪ゴムと一緒で、使い続けることで柔らかさを保つこともあります。

ただし、走行時の発熱、紫外線・雨などの環境、使用時の変形の繰り返しによる疲労などにより、たとえ表面だけ柔らかく感じることがあっても内部は硬化しているなど、使用状況によって劣化しています。中古タイヤを買うときは、上記の5つの優先順位で状態を確認しましょう。」

愛車やお店で販売されている「タイヤの製造年月」を調べる方法

タイヤの製造年月をチェック

株式会社ホンダベルノ市川「タイヤには製造年月の刻印があり、サイドウォール(タイヤの側面)にある「4桁の数字」がその目印です。この数字は、「製造週+西暦年」を表しています。

たとえば「4425」と刻印されている場合、下2桁の「25」は西暦「2025年」、上2桁の「44」は、その年の44週目を意味します。つまり、2025年の44週目、数えると10月下旬〜11月上旬頃に生産されたタイヤだと分かる仕組みです。」

「見た目や感触だけで判断」はNG!中古スタッドレスタイヤ購入の際の落とし穴

路面凍結や積雪に備えて、スタッドレスタイヤの準備が必要になる冬の時期。中古タイヤ販売店に行った際に「このタイヤ、溝がしっかりあるから問題ないですよ」と言われた経験がある方はいませんか?

株式会社ホンダベルノ市川によると、中古スタッドレスタイヤの購入時に注目すべきは“溝”だけではないとのこと。さらに、「指で押して柔らかさを確認すれば大丈夫」という考えも誤りなのだそうです。

タイヤ出典:stock.adobe.com

株式会社ホンダベルノ市川「雪があまり降らないような地域の方は、季節限定のもので夏の保管場所も必要なため、中古で購入を検討される方も多いかもしれません。溝が残っていることは大事ですが、注目すべきは”溝”だけではありません。

スタッドレスは”柔らかいゴム”が雪や氷に食いつくことで機能します。ゴムが硬くなってしまうと、たとえ溝がしっかりあっても氷雪路でグリップ(タイヤと路面の摩擦力)が低くなってしまいます。」

指の感触ではなく「製造年月」の確認が大切

タイヤ出典:stock.adobe.com

株式会社ホンダベルノ市川「指の感触だけでは、タイヤ内部の硬化などを見極めることはできないため、判断材料としては不十分です。見た目が新品同様でも、製造から年数が経っていると性能は大きく低下してしまいます。上記でご紹介した“4桁の数字”で製造年月を比較し、中古品を賢く選びましょう。

性能の目安としては、製造後3年以内だとほぼ問題はありません。4〜5年で性能低下が始まりますが、使用状況次第ではまだ実用範囲といえるレベルです。6年以上では、溝があっても残念ながらスタッドレス性能は期待できません。選ぶ際のポイントとして覚えておくとよいですよ。」

タイヤ選びは“見た目”や“感触”だけでは判断しきれない部分があります。製造年や保管状態などのポイントを押さえておくことで、より安全・安心なカーライフにつながりますよ!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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