なぞの“キュルキュル音”の正体は……?

駐車場のように狭い場所で、ハンドルを大きく切りながらゆっくり動くときに出やすいこの音。じつはこのキュルキュルとした音は、タイヤのトレッドゴムと路面の間ですべりと停止(スティックスリップ現象)を繰り返すことで振動が生じて発生することが多いのです。
正式には「スキール音」と呼ばれ、タイヤと路面の間に滑りが生じているときに鳴り響く音です。
故障ではないので安心して
駐車場での低速走行中に発生する軽度のスキール音であれば、タイヤへのストレスはごくわずかです。ただし、急発進・急ハンドル・急ブレーキなど速度が伴うスキール音は摩耗を促進するため、日常的な運転では避けるようにしましょう。
立体駐車場を走行する際は、速度を落として徐行することを心がけましょう。
スキールではなく異音の可能性も!?
駐車場でのこうしたスキール音は、タイヤが損傷するような異常ではありませんが、「違う種類の音」には要注意。音によっては、車の不具合を知らせるサインの場合もあります。
- エンジンをかけた直後から「キュルキュル」と鳴り続ける
- 段差を越えたときに「ゴトッ」「ギシッ」といった音が出る
- ブレーキを踏んだときにキーッと金属音がする
このような場合は、車そのものに異常がある可能性も考えられます。異音が気になる場合は整備工場で点検してもらい、早めに対処しましょう。
※タイヤのスキール音は、駐車場が特殊な床材のため音が出やすく、これ自体は故障ではありません。しかし、エンジンルームから聞こえるキュルキュル音はベルトの劣化の可能性があるため点検が必要です。

