教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
鶏むね肉をしっとり仕上げる簡単調理法と栄養の基本
今回は、「プルプル鶏むね肉」を紹介します。鶏むね肉を「安いから」という理由だけで選んでいませんか? 鶏むね肉は高たんぱくで手頃な価格の食材ですが、加熱方法によって食感が大きく変わります。
今回はしっとりと仕上げる調理のコツと、鶏むね肉に含まれる栄養成分について紹介します。
かたくり粉
鶏むね肉には、カルノシンなどのイミダゾールジペプチドが含まれています。しかし、茹でたり焼いたりすると、水溶性の成分は、加熱方法によっては一部がゆで汁に移ることがあります。
しっとりした食感を目指す場合は、かたくり粉を薄くまぶしてから湯通しする方法があります。表面からの水分流出を抑えやすく、やわらかくしっとりした食感に仕上がりやすくなります。薄くかたくり粉をまとわせることで、しっとりした食感になりやすくなります。
「プルプル鶏むね肉」の作り方
材料
- 鶏むね肉……1枚
- かたくり粉……大さじ3
作り方
1. 鶏むね肉の余分な水分をキッチンペーパーで拭き取ります。今回は皮を取り除き、余分な脂肪も軽く取り除いておきます。
【ポイント】水分が多いとかたくり粉がつきすぎてしまい、膜が厚くなってしまうためです。なるべく薄い膜にして、やわらかい食感に仕上げるのがポイントです。
2. 鶏むね肉をそぎ切りにします。厚みは5mm〜1cm程度を目安に、食べやすい大きさに整えましょう。幅がある部分は斜めに包丁を入れると、均一なサイズに仕上がります。
3. 切った鶏むね肉に、かたくり粉を薄くまぶします。
4. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、鶏むね肉を入れます。全体が入ってから40秒〜1分ほど加熱し、色が白く変わればOKです。時々揺らしながら火の通りを確認します。火が通ったら、30秒ほど鍋の中で休ませてから取り出すと、中心までやさしく火が入ります。
【ポイント】グラグラと煮込まないこと。加熱しすぎると食感が損なわれます。
5. そのままポン酢や塩とごま油をかけるだけでも絶品。汁物や和え物の具材としても活用できます。
簡単なアレンジ
ごまみそ豆乳だれ
【材料】
・すりごま……目分量
・みそ……目分量
・豆乳……目分量
【作り方】
1. ボウルにすりごまとみそを入れて、豆乳を加え、好みの濃さに調整します。
2. お皿に鶏むね肉を盛りつけ、1のたれをかけて、できあがりです。
仕上げにネギや大葉、みょうがなどの薬味を添えると風味が引き立ちます。
鶏むね肉をしっとり仕上げる調理のコツ
この方法で調理した鶏むね肉は、食費を抑えながら日常のたんぱく質源として取り入れやすい一品です。もうパサパサの鶏むね肉には戻れません。ぜひ一度試してみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。








