1.「痩せ菌」がいれば痩せる、とは限らない
腸内には実にさまざまな細菌が暮らしており、近年は腸内細菌と体重や代謝との関係も研究されています。
「痩せ菌」と呼ばれる菌が紹介されることもありますが、特定の菌を増やせば自然に痩せる、というほど単純なものではないとか⋯⋯。
むしろ注目したいのが、腸内細菌の「多様性」です。
腸内細菌の多様性が低いことは、肥満などさまざまな健康状態と関連することが報告されているようです。
2.菌の多様性を支えるのは「いろいろな食材」
では、腸内細菌の多様性を意識するにはどうすればよいのでしょうか。
ポイントの一つが、毎日の食事でさまざまな食材を取り入れること。
特に野菜や海藻、豆類などに含まれる食物繊維は、腸内細菌の働きに関わる大切な成分です。
主食・主菜・副菜に加えて、旬の野菜や海藻などを少しずつ組み合わせることから始めてみましょう。
3.酸味と香りで、夏の食卓にみそ汁を
暑い時期は、こってりした料理や温かい料理が敬遠されがち。
そんなときにおすすめしたいのが、オクラとみょうが、もずく酢を使ったみそ汁です。
オクラの食物繊維や、もずくなどの海藻を手軽に取り入れられるうえ、もずく酢のさっぱりとした酸味と、みょうがの爽やかな香りがアクセントに。
食欲が落ちやすい夏にも、つるっと食べやすい一杯です。
いろいろな食材を楽しむことの積み重ねが、腸内細菌の多様性を意識した食生活につながります。
オクラとみょうがともずく酢のみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……300〜400mL
みそ……15〜20g
オクラ⋯⋯5本ほど
みょうが……2本
もずく酢⋯⋯70g
作り方
1 オクラはヘタを取って食べやすい大きさに、みょうがは少し斜めに切る。
2 鍋にだし汁と1のオクラを入れて中火にかける。

3 沸騰したら火を弱めて1のみょうがを入れる。

4 全体が馴染んだらもずく酢を加え、火を止めてみそを溶き入れる。

5 器に盛ったらできあがり。




