おいしいにんじんの選び方を紹介
にんじんを選ぶ際のチェックポイントを5つ紹介します。
- 果皮にハリがある
- 果皮がなめらかなもの
- オレンジ色が濃いもの
- ひげ根の毛穴が浅くて少ない
- 葉がついていた部分の切り口が細い
※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。
鮮度の良いにんじんを選ぶときは、まず果皮の状態をチェックしましょう。皮にハリがあるにんじんは鮮度が良い状態ですが、皮にシワがあるものは、収穫から時間が経ち鮮度が落ちているので避けましょう。
また、果皮がでこぼこしておらず、滑らかなものが良品です。
次に果皮の色をチェックしましょう。オレンジ色が濃いものは、βカロテンが豊富に含まれていて栄養豊富です。βカロテンは抗酸化作用があり、活性酸素を減らすことで、老化防止、シミやシワの予防といった効果が期待できます。
これは農家さんから聞いた話ですが、ひげ根の毛穴が浅くて少ないものは、生育環境が良く味が良いそうです。
最後に、葉がついていた部分の切り口をチェックしましょう。この切り口のあとが小さいほど、芯が細く繊維が少ないのでやわらかい傾向があります。また太いものほど葉に養分が取られやすいため、栄養価も低くなりやすいんです。
また私が仕事で鮮度チェックをする際は、葉のついていた部分の切り口の色をチェックします。この部分が黒ずんでいるものは、傷みかけているので撤去し見切り販売しています。
今が旬のにんじんをたくさん食べてください
にんじんは、旬を迎えると糖度が増して、味が良くなります。
にんじんにはβカロテン、ビタミンB12、オロト酸といった様々な栄養を豊富に含んでいます。これらの成分によって老化防止や貧血予防の効果が期待できます。
おいしいにんじんをたくさん食べて健康に厳しい冬を乗り越えましょう。