ごちそう疲れの体を、キャベツでデトックス
年末年始はいかがお過ごしでしたか。
ごちそうを食べ過ぎて体が重い……という方も多いのでは?
こういうときこそ、頼りにしたいのは身近な野菜。
一年中あるおなじみ野菜、キャベツは万能選手なんです!
キャベツの栄養とは?
キャベツは、ミネラル分が多く、体内の余分な水分を排出する効果が高いのです。そのほかにも、ビタミン類や食物繊維もたっぷり。
- ビタミンC……大きな葉3枚で1日分のビタミンCが摂れると言われています。
- キャベジン(ビタミンU)……胃薬でもおなじみの成分。胃が疲れているときに。胃の粘膜を修復してくれます。
- ビタミンK……骨粗相症の予防に効果あり。
- 食物繊維……整腸効果が期待できます。
年末年始で疲れた体を整えるのには、いちおしの野菜です。
キャベツと鶏ひきのクリーム煮(調理時間 15分)
低脂肪・高たんぱくでうまみたっぷり、かつリーズナブルな鶏ひき肉と合わせ、牛乳(または豆乳)で仕上げる栄養満点の一品。
塩こしょうだけの味つけなのに、キャベツの甘みと鶏のだしで
じんわりとうまみが広がります。
材料(4人分)
・鶏むねひき肉……200g
・キャベツ……3〜4枚
・にんにく……1かけ
・塩……ふたつまみ
・こしょう……少々
【煮込み】
・酒……大さじ1
・水……100ml
・牛乳(または豆乳)……400ml
・油……小さじ2
・(好みで)片栗粉……小さじ2(倍量の水で溶く)
作り方
1 キャベツは大きめのひと口大に切る。にんにくはみじん切りにする。
2 フライパンに油を熱し、ひき肉を入れて炒める。あまりほぐさず、かたまりを残すように炒めると食べごたえが出ます。
3 表面の色が少し変わったら塩こしょうをふり、にんにくを加えてさらに炒める。
4 キャベツを加えて全体を混ぜ、酒と水を加えてフタをし、5分蒸し煮にする。
5 牛乳(または豆乳)を加え、全体を温める程度に煮る。お好みで水溶き片栗粉でとろみをつけてください。
たっぷり作って、作りおきにも
忙しい日の晩ごはんには、ゆでたパスタとからめるのがおすすめ。
美味しいこっくり風味のクリームパスタが楽しめます。
また、朝ごはんにするのも。寒い朝に、ぽかぽかと体を芯から温めてくれます。
かんたんなのに、煮込んだような美味しさ
かんたんなのに、こっくり風味。でも体には優しい。しかもたんぱく質もしっかり摂れて栄養満点。
お正月疲れを引きずった新年スタートに、ちょうどいい加減の一品なのです。