見切り品をどっさり買い込む
結婚当初は、できるだけ食材を安く手に入れるため、閉店ギリギリの時間にスーパーへ行っていた私。もちろん、これも一つの節約なのですが、どっさり買い込むのは考えものです。
見切り品だからといって、本当に安いのかと言えばそうではないことも。
例えば、「焼肉用」「唐揚げ用」のお肉。もともとのグラム単価が高いので、割引後の値段を見てもそこまで安くありません。
野菜は鮮度が命。半額品をゲットできても、すでに傷み始めていればロスにつながります。
何事も「買いすぎ」は禁物。今は、見切り品を見つけても必要なものを使い切れる分だけ購入し、できるものは冷凍保存を徹底しています。
安いお米を買う
主食であるお米も節約しようと、格安米を購入していた時期がありました。
30kgで5,000円台と破格の値段だったのですが、この「安すぎる米」を買ったがゆえに、毎日の食事が苦痛になってしまったんです。
値段がお手頃な分、やはり味はそれなり。訳ありの生活応援米はどこか糠くさく、独特な香りと風味がありました。
精米時期が古いこともあり、食べ切る前に虫が繁殖。結果的にロスすることになり、かえって食費はかさむ始末……。私の中では過去No.1の後悔した節約です。
なんでも手づくりする
節約するには手づくりが一番だと思っていたのですが、材料費を考えると買った方が安上がりなこともたくさんあります。
主婦になりたてのころは、餃子や春巻きの皮まで手作りしていましたが、スーパーで買っても30枚入りで100~200円程度。手間とコスパを重視するなら、買った方がいいに決まってます。
今では、手間のかかるおかずや汁ものも、冷凍品や即席を活用。
「全部手づくりじゃなくたっていい」と割り切れるようになってからは、食費と時間を効率よく使えるようになりました。
節約の仕方をアップデートしよう
「これはやらなくてもいいな」と思う節約は、日々見直してやめることも必要。
失敗から得られることはたくさんあります。お金と時間をうまく使えるようになるためにアップデートしていけば、自分に合う定番の節約が見つかるはずです。